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東南アジアの風景 (168) タイ|サムチュック百年市場

タイの百年市場はその名の通り百年以上前の木造長屋を利用した雰囲気のある市場で、主に惣菜食品や雑貨を扱っています。
タイの各地にある百年市場。2012年、初めて行ったのがサムチュックです。

バンコクからは車で2時間半、スパンブリー県にその市場はあります。
数ある百年市場の中でも有名でユネスコのアジア太平洋無形文化遺産に指定されているそうです。

中に入ると年季の入った木造の家並みにお店がたくさん。

過去にタイムスリップしたような商店街。どこにいても写真映えします。

おいしそうなものがたくさん売っていますが、ここには特に人気のある名物があります。

そのひとつが、蓮の葉に包まれた具だくさんのちまき。蒸しあげたちまきを買うとお店の人がハサミで紐を切ってくれます。ハフハフ言いながら食べ歩き。お土産に大量買いする人たちの行列もできていました。

もうひとつの名物がルークチン。タイのラーメン、クィティアオに入っている魚や豚肉のすり身団子です。市場の中に何軒もルークチン屋があります。

こんなソフトボールみたいな大きなものも。テレビ番組や雑誌で取り上げられているらしく、たくさんの写真や記事が飾られています。タイ版食レポの有名人かな。

アイドルタレントらしき人が巨大ルークチンをかじっている図。しかし実際にこんな大きいのは食べづらいし美味しそうにも見えない。店頭にある普通サイズをお土産にします。

歩き疲れたらカフェで休憩。木のカウンター席に座ると市場の裏側が見えました。

市場の裏にはターチン川。遊覧船?がのんびり通り過ぎます。のどかな風景。

屋形船かな?と思ったら船上レストランでした。

古い家屋を市場として残そうという取り組みは素晴らしい。維持するのは手間がかかるとは思うけれど貴重な文化遺産としていつまでも大切にしてほしいものです。
(2012年撮影)
#旅のフォトアルバム

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