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リタイア人の徘徊日記(187)東京|東洋文庫ミュージアムが素晴らしかった

2024年6月。ふとしたきっかけでその存在を知ることになった文京区の東洋文庫ミュージアムへ行ってきました。
上野で開催されていたデ・キリコ展へ行き、そのついでに出かけてみたといういわばオマケの訪問だったわけですが、見てみてあらびっくり。
かなり見ごたえのある展示内容でした。

場所はJR山手線駒込駅から徒歩約8分。六義園入り口の向かい側にあります

名前の通り、東洋に特化した書籍や絵画を所蔵しているのですが、その内容がすごい。

まさに人類の遺産、というべき書物がずらっと並んでいます。
そして圧巻なのがモリソン書庫の本棚。

こんな芸術的な書庫が公開されている場所が日本にもあるんですね。
それほど広くはないものの、重厚感たっぷりでとてもフォトジェニック。

常設展示と特別展をつなぐ回廊も素敵
床はこんなです。思わず後ずさりしてしまった

この時、「アジア人物伝」という特別展をやっていました。
(8月18日まで)
アジアの名だたる歴史上の人物を横並びにする、というユニークな企画。

ブッダの紹介とチベット語で書かれた「法華経」こんなものが遺っているとは感激
聖徳太子と同じ時代を生きたアジアの偉人は誰?
聖徳太子より少し前に活躍していた高句麗の王様。
ヨン様主演の韓国ドラマ「大王四神記」のモデルとなった偉人ですね
鎌倉時代と同時期のアジア。あまり考えたことがなかったな。

全く予備知識なく出かけましたが堪能しました。三菱地所が手掛けた建物も贅沢な造りです。

もうひとつの見どころが併設されたカフェ・レストランへ繋がる通路。

オリエント・カフェは人気があるらしく、この日は貸し切りでした。

6月とはいえ、猛暑日。せっかくなので六義園を散策してとも思いましたが暑さに負けて断念しました。
出直します。
(2024年撮影)






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