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voice-17 神様、どうか僕に愛される魔法をください
1月の真冬の駐車場でうずくまりながら
ただ時間の経過を待つ
氷のような手足に体温が戻らない
あの車の中ならば温かいのだろうかと
僕のことは地面に目を配る人しか見つけられない
隅っこで埃のように うずくまる
幸せな人にはきっと 見えない
ここから先は
337字
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