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静かなる虐待。悪夢と夢解析。-エッセイ12-

先ほど母からLINEがあった。
「今日そっち行ってもいい?」
母はいつも急だ。なぜ来るのか、理由もわからない。いきなり気分で連絡をしてくる。別にそれは”楽しい”約束ならいいんだけど・・・。

私は「ヘルパーさんが来る日だから、いてくれてる間は別室にいてほしいな」と伝えた。

母は「じゃあ、ヘルパーさん帰った後にいくわ。ご飯一緒に食べる?」と聞いた。

私は「食べたいものないや」と答えて、そのまま寝落ちしてしまった。

その後、私は夢を見た。
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夢の中でも”今日はヘルパーさんが来る日”のようだ。
母と弟がテーブルに座って、何か作業をしている。

私は「ヘルパーさんが来たらその作業やめてね」と伝える。
母や弟は「うん」と答えた。

そしてチャイムが鳴り、ヘルパーさんが来た。
母と弟は作業をやめずに、でんっと座っている。
私は少し強めに「ねぇ、ヘルパーさんが来たから、やめてほしいな」
と伝えるけど止めてくれない。

どうしてもやめてくれないから、ヘルパーさんが困っている。
私は「ねぇ!!やめてっていってるでしょ!」と叫ぶ。
それすら、二人とも無視をして作業を続ける。

私は母親の洋服を引っ張ってやめさせようとする。
私が泣いてもやめてくれない。
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・・・・・と、ここまでが夢の内容。
起きたら涙が頬を伝い、心臓はバクバクだった。
”嫌な気持ち”身体中を充満させている。

最近失った記憶部分がよみがえることが度々起こっているんだけど、
今回のことは幼少期に起きた心の抑圧。
そういえば、母と弟は凄く仲がよくて、弟ばかりをかわいがられていた。
よくある話なんだけど、
それだけではなく、母はたびたび私が泣いて訴えても無視をすることがあったし、弟の失敗を私のせいにすることもあった。

おそらく、そうしたことが年々ストレスとなって蓄積されてきたのだろう。
心を無視されることも、虐待なんじゃないだろうか。

いつだったか、母親と弟が私の自傷行為の傷跡をみて
笑っていた時があった。

私の生きてきた家庭というのは、そういった家庭だったのだ。
それを再確認するような夢だった。

私が受けているカウンセリングでは夢解析を行っており、
また伝えてみようとおもう。

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