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花屋乃かや【言葉摘み】詩・エッセイvoice.1-20

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「本当は生きたい」そんな君へ。 生きづらいけど”生きたい”でも”やめたい”そんな狭間で今日も揺らぐ気持ちが カプチーノのようにまろやかなものになりますように。 発達障害メイド喫…
詩やエッセイ20本で500円にてnoteにて販売をさせていただきます。 売上は詩集を制作するにあた…
¥500
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2023年11月の記事一覧

voice-18 冬の記憶

夜、外に出ると すっかり冬の寒さに変化していて タイムスリップしたみたいに 時間が巻き戻っ…

voice-17 神様、どうか僕に愛される魔法をください

1月の真冬の駐車場でうずくまりながら  ただ時間の経過を待つ 氷のような手足に体温が戻らな…

voice-16 赤いヘルプマーク

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voice-15 本当に好きならば心は痛むもの

せっかくのデートなのに 光るものがコンビニしかないような 気の利かない街 駅前は気持ちばか…

voice-14 人に好かれたいという呪い

「気持ちわるいなぁ」 そんな声が聞こえると つい自分の事ではないかと勘繰ってしまうし 笑…

voice-13 こころの薬

空っぽの器の中に 愛情を注いでみました けれどいつまでも満たされることなく だぼだぼと抜け…

voice-12 空虚

今朝起きたら まるで 私が空っぽだった 今まで頑張ってきたこと 未来への期待 私を作ってきた筈のもの 何処からともなくベッドの下の方に流れ出して 止まらない あゝこのまま 無くなってしまうんだろうな 傍観するしかなくて 朝がこんなふうに訪れるのは 私が 人に関心が薄いからなのだろうか 何処かの誰かさんのように 恋愛に夢中になってのめり込み 一喜一憂できて 世界がぐるぐると目まぐるしく変わるのなら 楽しかったのだろうか

voice11-儚ゐ

永遠に届くことのないことのように思えた 僕に 温かい笑顔など 僕に 柔らかなやさしさなど…

voice10-生きたいと思った日

生きたいと思った日 辛くて辛くて辛くて もう中身がぐちゃっと潰れてさ 僕がまるで形を成し…

voice9-生きたいなぁ

生きたいなぁ 生きたいなぁ ぽつり呟いてみる 私は私、本当はわかっているのに 比較してひ…

ShortStory【私の家に”孤独さん”がやってくる。だから今日もコーヒーカップをふたつ…

※この物語はフィクションです。 ”孤独さん”・・・ 「誰の機嫌も損ねませんように。」 そ…

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割引あり

voice8-息苦しくて、こんなに空気は澄んでいるのに

息苦しくて、こんなに空気は澄んでいるのに 外はこんなに広いのに 心はとても窮屈で ああ 会…

voice6-こんな私ですが、好きと言ってもいいですか?

笑ってもいいですか こんなわたしですが 好きと言ってもいいですか? 声にもならない 音に…

voice-20【世界中の発達障害がある、素晴らしい"名前"のある人たちへ。】

【世界中の発達障害がある、素晴らしい"名前"のある人たちへ。】 君の名前は 発達障害じゃない 名前を呼んで、目で見て、耳で聴いて、話をして わたしに与えられた全ての感覚を使って 君を知ろうと想うんだ こんなに素晴らしい人なのに 発達障害だからといって、いじめられて 隅に寄せられて まるでまるでホコリのように 自分はそうしておくべきだと言い聞かせて そうじゃないんだ 君が笑うと嬉しいし、夢中になってる表情はもっと見てみたいんだ 欲をいうならば手だって繋いでみたい