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あたらしい自分になるための決意表明

すごく久しぶりの投稿、緊張!
こんにちは、かやのうちです。
私、まさに今、人生の過渡期にいると思っているんだ。
ここ数年、自分の人生の変化が目まぐるしすぎて色々と試行錯誤しながらここまで来た感じがする。決意表明みたいな感じで、この文章を書いてみたよ。
ちょっとした自己紹介も含めて、少しここ数年の話をするね(ちょっと長いかも)。

◆妊娠~出産
まず一昨年の五月に、初めての妊娠が発覚しました。
ちょうど新しい部署(というか入社一年目に配属されていた部署に私の希望で戻ったんだけど)に配属されたばかりで、お世話になっている海外パートナーへの挨拶回りの話も出ていたタイミングだったんだけど、出張一週間前にひどい吐き気に襲われて。検査したらご懐妊ですって。そこから急激につわりが悪化して、毎日会社に遅刻して行ってたし、会社でもゲーゲーひたすら吐く日々が始まった。せっかく新部署で心機一転!と思っていたのに、全然力になれないことがもどかしいまま産休に。
一度、産休前に切迫流産になりかけたこともあって、産休に入ってからはなるべく自宅で過ごすようにした。ツイッターとかで自分の友人たちが遊びに行ってるのとかも何となく読み取れて、すごく寂しい気持ちになったなー。私の大学時代に特に仲良かった友人たちはバリバリでキラキラしたキャリアウーマンが多くて、当時結婚している人が私以外いなかったから余計お互いに距離を感じてしまったのかもしれない。
そんなこんなで、翌年(つまり昨年)の一月に赤ちゃんが生まれました。初めて見た時は宇宙人みたいな顔してる…!とか思ってたけどこれがもう本当に世界一可愛い男の子で。ただ、産後の疲労で体はボロボロ、心もちょっと鬱っぽくなってて病院で毎晩泣いてた。私は帝王切開で産んだから、一週間くらい入院していなければならなかったんだけど、その間は基本寝てるか、息子のミルクか、おむつ替えるかだけしていて。息子がなかなかミルクを飲んでくれなくて、体重がなかなか増えなかったから二十四時間ミルクのことばかり考えていた。授乳時間も、全然飲まないから毎回一時間半くらいかけてあげてて。でも三時間おきにミルクあげないといけないから、一時間半後にはもう次のミルクの時間…っていうのが昼夜問わず繰り返されてたから本当に気が狂いそうだった。今思い出してもよくあの時期を乗り切ったと自分でも思ってるよ。授乳から解放された時間に、気分転換にツイッターとかインスタグラムとか開くんだけど、自分以外のみんなが楽しそうに話したり会ってるのが垣間見えて、辛くなって、エイヤー!ってとりあえずツイッターを退会した。これは精神的にとても良い選択だったと思ってる。ただ、孤独感は変わらずあったけどね。

◆コロナと育児
退院後はしばらく実家で暮らすことになったんだけど、これまたストレスフルで。私の産後の精神不安を理解してもらえなくて、態度が悪いって親にしょっちゅう叱られた。挙句、父母とつかみ合いの喧嘩までして(※産後一か月以内でだよ!)本当に辛かった。本当は三か月くらい滞在予定だったけど二か月で切り上げて自宅に帰ってきた。そのころから少しずつ、コロナのニュースが大きく取り上げられるようになってきた。初めての育児と得体のしれないウイルスへの不安で毎日ソワソワしてた。
そんな中、旦那さんも新しい部署に異動したんだけどテレワークメインになったから同僚の人たちと会うことができないままの日々が続いていて、業務も良く分からないままとりあえず仕事をこなしていかなきゃいけなくてでストレスが募っていって、突然発狂した。結局その後転職して落ち着いたけど、しばらくは旦那さんも鬱っぽかった。外には行けない、旦那さんは毎日発狂寸前、育児で右往左往、相談できる友達もほとんどいない…みたいな日々が数か月続いた。この時も結構きつかったな。日中旦那さんがいるから、ご飯もちゃんと作らなきゃいけなかったし、思い通りに家事が進められないし、外出もできないし、息子との接し方これで大丈夫かなって不安だし…って感じで。妊娠とか出産って、もっと暖かくて楽しくて美しいものだと思ってたけど、思ったよりも全体的にハードだった。特に、コロナで子育てセンターみたいなのも閉まってたり予約制で、行くのを断念したからママ友とか話し合える人が全然いなかったのが一番辛かった。これはコロナ禍出産を経験したママさんたちの多くに共通してることじゃないかな。

◆自分の心境の変化~現在
コロナと育児な日々で、一つ良かったことは、自分の人生について振り返る時間が増えたってことかな。基本息子と二人きりの毎日を過ごす中で、「私がやりたいことってなんだっけ?」とか「私って何のために生きてるんだっけ?」って考えることが圧倒的に増えた。そんな時、ぼーっとしながら、検診帰りに寄った本屋さんでそれとなくいくつか自己啓発系の本を買ってみたの。これが読んだらどれも結構面白くて。ワークとかもついてたから、息子を寝かしつけた後の夜の時間を使って、毎日本を読んで、ワークをこなしていった。
そのうち、少しずつこの世の真理(って書くと大げさかな?)みたいなものが見えてきた気がしたのと、自分が何をやりたいかが漠然と見えてきたの。私がやりたいことは、「アートとことばを通して自分の感性に気づき、それを大切にできる人を増やしたい」ということだと分かったんだ。言いたいことも言えないこんな世の中、というか、言いたいことも分からなくなってしまうようなこんな世の中。自分が子供の頃感じたようなわくわくやどきどきの感性を、<アート>と<ことば>を通してまた思い出す人が増えて、みんなが手を取り合って話し合える世の中になったらもっと社会が豊かになるんじゃないかな、って思ったの。
でも、自分でそれを定義づけたところでどうすればよいかわからなくて、悶々と日々を過ごしていた。そんなときにあるプロジェクトに出逢ったんだ。芸術系の大学と美術館の共同プロジェクトで、アートを通して新しいコミュニティを作るためのメンバーを募集していたの。私はこれだ!と思って、思い切って応募することにしたんだ。それが今年の二月ごろだったかな。どんどん成長して一層手のかかる息子のお世話と家事の合間を縫って課題図書読んだり、エントリーシートと課題を書いた。一次選考は無事突破。二次選考は面接だったんだけど、残念ながら落ちてしまって。その落選通知が届いたのがつい先週くらい。その日は旦那さんが会社の関係で夜までいなくて話せる人がいなかったから、三時間くらい息子と一緒に寝て、その後は息子にはテレビを見させながら横で私は寝転んで夜までずっと泣いてた。
それから一週間は自分が読んでいた本から取り入れたワーク(アファーメーションとか瞑想とか)はいったん全部中断して、自堕落に生きていたけど、最近徐々にまた回復してきた。

というわけで、今に至ります(笑)。まだ、具体的にこの後どう動いていったらいいかが分からないんだけど、あのプロジェクト以上に自分のライフスタイルに合った「なにか」を見つけようと現在模索中です。気になる本もまた大量に買ってきて、今たくさん読んでるところ。より良い生き方について日々学び、実践しているよ。落選の結果はあれでよかったと心から思えるように、絶対に自分の目標である「アートとことばを通して自分の感性に気づき、それを大切にできる人を増やしたい」を叶えてやる!という気持ちで今はいっぱい。これから、少しずつ前進できたと感じたらまた投稿するかもしれません。その時は是非温かい目で見て応援してもらえたら嬉しいな。あ、あと「こんなプロジェクトあるよ!」とか「この講座いいよ!」みたいな情報もあったら大歓迎です!
育児中という「制限」を「チャンス」に変え、息子にとって誇れるママになれるように引き続き頑張ります!

ではまた:)

※この口語口調は、私が読んで感化された本の一つである服部みれいさんの『あたらしい自分になる本』という本で使われていたものを真似てみました。すごくフレンドリーな口調で、読んでいてすっと頭に入ってきて素敵だなーと思ったので使ってみたよ。

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