【エッセイ】少しだけ良い日に
君が良い奴で居れば
少しだけ良い日にしてやれるよ、
誰かの一日を。
僕らの仕事はそう言う仕事だよ。
バイトで入った仕事場の店長に、
そう諭された事があった。
良い人で居ようとするだけで、
お金が貰えるものらしい。
…誰かの一日を…
少しだけ良い日に
してやれるらしい。
それがホントかどうか
よく分からないままで
何となくその言葉を信じて
今迄仕事をやってきた。
どこの職場でも。
無視もされながら、
たまに有難うと言われながら。
結局ホントか嘘か分からない。
あの人が夢見がちな人なのかも。
ただ、そう言うものなんだと
信じたくて、そうあって欲しくて、
今も、そう心に思いながら
仕事をしてる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?