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海のそばに住みたい野望と山の麓に住みたい野望

昔から海に憧れがあった。

特にサーフィンやマリンスポーツをしてるとかいうわけではないが、ただ朝起きたら目の前に海が拡がってるとか、早朝や夕暮れの海辺の散歩とかに憧れがあった。水泳部だから水があると安心するのかもしれない。いや、単なるミーハーだから海辺に住んでるとカッコいいという意識があるだけなのかもしれない。


と、同時にいつの頃からかキャンプが大好きになり(最近は行けてなくてキャンプ欲が高まりまくってると同時にキャンプ熱が下がってきてるのも事実)、山のふもとに小屋的なものを建てて住みたいという憧れもできた。


海と山。

ある意味相反する地理である。日本は海に囲まれ.国土のほとんどが山だとしても。


例えばボクが一時住んでいた広島や近いところでいうと神戸などは海があってすぐに山という平地の少ない地形だが、それはボクの思い描く憧れの海や山ではない。海といえば行ったこともないのに湘南のようなビーチのイメージを浮かべ、山といえば信州のようなスキー場やキャンプ場に溢れた場所をさすのだろう(神戸界隈や広島界隈にもビーチはあるし山の方へ行けばキャンプ場的なものもあるから完全に偏見である)。


なのにボクは虫はキライとか、海のそばは車がすぐ錆びるということを気にしたりとかするややこしい男なのである。


そんなややこしい男の夢をかなえられそうな場所があった。


そうボクの住む京都のお隣「滋賀県」である。

琵琶湖を目の前に臨み、裏には山々が立ち並ぶ。そんな景色を楽しみながらモーニングコーヒーを楽しみ、夜は庭でバーベキュー。そんな景色が最近目に浮かぶ。

最近、将来は琵琶湖の近くに住みたいという野望がボクの中からフツフツと湧き上がっている。それも奥琵琶湖(琵琶湖の上の方)の方に広い敷地を買い、庭付きの平屋でのんびりと過ごし、友人たちを呼んで庭先でキャンプなんかもいい。そんな野望である。

もちろん今は仕事もあるし、子供もまだ高校生だし、今の家の住宅ローンも売っても取り戻せないほど残ってるから現実的ではない。


ただ、以前ならそんなこと考えることもなかった。むしろそんな話をする人に対してどこかそんな夢みたいなこと言ってないで、働けとか思ってた。


最近はそんな夢見心地を楽しんでるし、そんな自分が結構好きなのである。

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