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嫌われることが増えてきた充実感

ボクは言葉悪く言えば八方美人。

いつの頃からか誰にも嫌われたくないという意識を持ち、どこかで人の顔色をうかがってきた。

だから自分が泥水をすすることで周りがうまくいくなら、イヤイヤでもすすってきた。


例えば、ボクのビジネスである不動産屋は関わる人がたくさんいる仕事。

買主さんがいて、売主さんがいて、不動産業者がいて、ローンを組む金融機関がいて他にもたくさんの人たちと絡んで一つの取引がなされます。

その中で全員が全員、自分の都合を言います(笑)。

当然ですね。大きなお金の動くものだからみんな必死なんです。

ボクはできるだけみんなの都合を聞き入れようとしていた。

でも、みんなの都合を聞く事は結果、誰も幸せに出来ないということに気づいた。


最近思うのは、ボクは誰を大切にしなければいけないのか、ということ。

誰でも彼でも好きになってもらえることなどありはしない。

だったら好きな人に自分を好きになって欲しい。

大切な人を大切にし、守るべき人を守り、幸せにすべき人を幸せにする。ふと、そう思えるようになった。


嫌われるべき人に嫌われる。嫌われていい人に嫌われる。

それはむしろ充実感に満ち溢れてきたように思う。


実際には嫌われているか好かれているかなどわからない。

ただ気にすることは無くなってきたのは間違いない。

横柄になれと言うのではない。嫌われにいけと言うのではない。


大切なのは、自分は誰を大切にしなければいけないのかということ。

大切な人を大切にし、守るべき人を守り、幸せにすべき人を幸せにするということ。

自分が好きな人に自分を好きになってもらいたいということ。


自分で自分を好きになるため、大切なことに少しずつ気づいてきたように思う。


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