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プラスなフェスよ永遠なれ

昨日、「プラスなフェス」というイベントを開催しました。


開催するにあたってどういう風にするのかイメージはありました。
改めて思い返したのはかつて友人たちが開催し、その多幸感を存分に感じた「しなやかフェス」というイベントでした。


ただ、それをコピーするのではなく、自分の中でもう少しどうしたいのか。それを考えてみる必要がありました。
ボクが起こしたいのは収穫祭ではなく、「地元京都市伏見区の醍醐エリアという街と全国を繋げたい。」ということ。
そう考えると開催のイメージがぼんやりと見えてきました。


まず、出店者と参加者の壁を取っ払うこと。
まさにお店とお客さんの壁がない商店街みたいなイメージ。

もう一つは出店者を全国から募集する事と地元から募集する事。どちらもその出店を心から楽しんでくれてる事。
そして各々のお客さん、友達を連れてきてもらう事。それらをごちゃまぜにする事。


全国の友人たちに出店や来てほしいと声をかけ、そこから地元京都市伏見区の醍醐エリアの出店募集をどうすればいいかを考え、行動していきました。
正直、何かを伝えるって事だけなら難しくなくなった時代でむしろ伝わることは難しくなった気がします。なのでどう伝えていくべきか。かなり悩みました。本業の不動産業の方がかなりバタバタして正直言えばそこに時間を費やせないという日がかなり続きました。そんな中、助けてくれたのが仲間たちでした。

全国に散らばる仲間たちに声をかけるとすぐにやってみたいという声をもらい、時を同じくして私もやってみたいという声もいただくようになりました。「行くよ」という人もたくさん声をかけてもらうようになり、少しずつですが、地元の方からも出店してみたいという声を頂くようになりました。自分の中で思い描いていたようないいバランスで出展者の方々が集まりましたが、それからもさらに「出店したい」という声を頂き、たくさんの方々にお断りしてしまいました。本当に申し訳なくもあり、ありがたいことで、次回はその方々に出店していただく「プラスなマルシェ」を6月18日(土)に開催を決定しています。

始まるとずっと想像をはるかに超える大盛況でした。
地元醍醐エリアの方々はもちろん、北海道から九州までまさに日本が醍醐に集まりました。


オープニングの友達の書道家「蘭鳳」さんのパフォーマンス。
ボクのリクエストで書いてもらった文字は「祭」。



祭に来る人の笑顔は老若男女問わずステキな笑顔で、もちろん生活の中で色んな苦しみや悲しみはあってもそれを一時でも忘れさせてくれる幸せな時間がある。そんな時間をこのプラスなフェスで作りたいと思い、迷うことなくリクエストしました。

終始ボクが望んだそんな時間がここプラスホームにはあったのではないかと今、自画自賛してます。
初めて会う人も、遠くにいる友達同士の久しぶりの再会も、一緒に来た家族も、全国からやってきた人も醍醐付近の人も、出店者もお客さんもまさしく老若男女問わずたくさんの笑顔がそこにはあり、幸せな時間がそこにはありました。



ボクのことを知っている人も、知らない人もたくさんの方々から「こんなにステキなイベントを知らない」とか「出店者の方がどの人もステキすぎる。あなたの人柄ね」とかわざわざ主催者は誰と探してもらい、声をかけてもらいました。
出店者の方々からも「本当にステキなお客さんばかりだった。楽しかった。」と言ってもらえた。幸せな時間になった理由が分かる気がするし、すぐにふざけるボクなのでおどけてばかりいましたが、内心泣きそうなのを抑えるので精いっぱいでした。

昨日の開催を終えて少し見えてきたものがあります。
それはこの行く先を信じる事。その先にボクの叶えたいものがあるという事。

ボクができることは少ない。でもボクは笑顔を大切にしたい。
いつも言いますが生きづらい世の中です。何かを言えば叩かれ、行動すれば打たれ、天災地変は続き、疫病は身体以上に人の心を惑わせ、挙句の果てには戦争です。右を見ても左を見てもいいことなんてない。そんな風に思うのが簡単な世の中です。
だからこそ、ボクは昨日出会ったたくさんの笑顔を信じたい。

何かに対して正義という名の暴力を振りかざすのではなく、許し合える世の中であってほしい。叩き合うのではなく、笑い合える世の中でありたい。それが幸せな時間を作る最大のコツだと思う。


ボクはプラスなフェスを通して、全国のいたるところに少しでも笑い合える幸せな場所、時間が生まれればいいなと思ってます。プラスなフェスを全国に拡げるのではなく、全国に笑顔が生まれるその地域なりの「プラスなフェス」が開催される。それがボクの望みです。
だからこそ色んなプラスなフェスが生まれ、永遠に続いてほしい。

最後になりましたが、ボクの無理をきいてくれた出店者の皆さん、初めてでどんなイベントかも分からない中、来てくださったたくさんの参加者の皆さん本当に本当にありがとうございました。あなた達のおかげでボクはとても幸せな時間を過ごすことができました。また、お付き合いください。

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