仕事があっという間に決まった
今日、仕事が決まった。
先週の日曜日の夜にぺぺっと送った応募書類に、月曜の朝イチで面接のお知らせが来て、それが今日で、その場で採用決定。
来週の月曜から出勤。事務職。
取引先の日本企業との連絡業務が中心。
こんなうまい話ってある?
いえ、ないです。
なんと出勤日数が月、二、三日!!それも2、3時間。
月10時間くらいの仕事。
なんと、この求人広告は学生向けに大学に出されたものだったらしいが、
なぜか、普通の求人サイトに流れていたらしい。(人事の人も不思議がってた)
私が見たサイトの条件は、フルタイムだったので、ちょっとがっかりした。
(chat GPTに、事前にこの会社の求人条件聞いたら、月10時間程度だよって教えてくれた。ChatGPTの情報が正しかったのは驚きだ。)
でも、思えば、本当に仕事との出会いって、「ご縁」というか。
まるで、私にあつらえたような求人条件だった。
会社の求める人材が、がっちりハマってた。
大昔にやった、Ausbildungもその業界で超プラスポイントだった。
語学レベルも「とにかく日本語母国語レベル募集!」で、ドイツ語、英語もhoch Kenntnisseという曖昧な表現で、
B2とかC1とか、全然問われなかった。
おまけに、事務職なら必ず「Word,Excelもろもろ」のスキルも求められるが、そこではエクセルの「エ」の字も出てこず。
とにかく、家から徒歩15分の立地、広いアルトバウのオフィス、何より、社長、人事、社員の女性、揃いも揃ってとても感じの良い人たちだった。
今まで、ふと思い出した頃に緩く就活をしてきて、送った履歴書はまあ、両手には満たないけれど、ことごとく断られて、「あなたはいらないから」と言われているようで、その度に結構傷ついていた。
もちろん、特別なスキルがあるわけでもないから、採用されないのは納得するけど、人手不足なら、少しぐらいチャンスくれたっていいじゃん?一応四大卒だし!と思ったり。
そんな背景があったから、今日の面接で「いつから来れる!?」ぜひ来てください!!という前のめりな雰囲気って、正直、嬉しかった。
まあ、月2、3日出勤だけどw
でも、正直、いきなり週30時間とか40時間でがっつり働かされるより、ゆっくり職場復帰(社会復帰)できるのは、一年引きこもりしてた私にとってもピッタリかな、と思った。
(めちゃくちゃ高いスキル求められてもなさそうだし)
実は、ちょっと不思議だなと思うことが最近あって。
私のニートぶり(ロングバケーション)に、いよいよ業を煮やした相方が、社会復帰する女性のためのコーチングを予約して、私の首根っこを掴んで(というか、アポの日に入り口までついて来て)、引きずっていったのが、先週。
そこで、コーチが私のやりたいこと、できることを全て聞いてくれて、その「やりたいこと」を実現するアドバイスをいくつか出してくれた。
で、そこでは結局私の夢を実現するなら、ミニジョブとか資金の基盤を確保しつつ、「フリーランス」にフォーカスした方がいいってことで、第一回は終了。(5回まで国が援助してくれる)
そんな、自分のプロジェクト具体化に向けて動こうとした、まさにその時にこの求人を見た。
なんだろう。
目標もなくて、ただとにかく仕事しなきゃ、と焦りながら求人サイトをスクロール、適当に履歴書送る、不採用、という負の連鎖は、自分が目標を持って動き出した途端、終わった。
確かに、月2、3日出勤なら私のプロジェクトに十分時間をかけつつ、社会での存在も構築し直せるのがいい。
だから、実は心の中では、宇宙が私に適したものを、ベストなタイミングで用意してくれたんだと信じているのです。(スピ系だから)
だから、多分、今お仕事探している人とかも、焦らなくていいと思う。
私は仕事辞めてから、約一年かかったけれど、この一年で、ドイツ語も(多少)磨きなおしたし、自分を見直したし、自分をめちゃくちゃ甘やかしたし、それで自分の内面の声を抑えないで、「よし、人生一度だ、やってやろう」と思った途端、パッと嘘みたいに必要なものが寄って来たから、うん。
まあ、ほんと、とりあえず盛り塩してください。
あー、もう仕事探さなくていいんだあ……よかった……。
生活支えてくれてる相方にもほんと、感謝。