【中学受験】中学受験を終えて…
久々の投稿です!
長女の中学受験が終わり、半年が経ちました。
結果からいうと、娘は第2志望の学校へ進学しました。
娘は現在、電車で約1時間ほどかけて中学校へ通っています。
受験した学校は7校、結果は下記の通りです。
第1志望 不合格
第2~6志望 合格
すべり止め 不合格
11月の入試前の最後の模試では偏差値は49で、今までで一番成績が悪かったですが、結果的に偏差値63の学校へ進学しました。
すべり止め校に関しては、塾の先生から「特待生になれるかも」とまで言われていましたが、この結果。
やってみないと分からないものです。
「勉強をしてなくても受かる」と、たかをくくっていたのでしょう。
娘にとっては、このすべり止め校の不合格で現実はそんなに甘くないと分かったのか、そこからようやく、エンジンがかかったように感じます。
娘にとっては、”必要な不合格”でした。
7校を受験するのは、「多くない?そこまで受けなくてもいいんじゃない?」と他の保護者から言われることもありましたが、終わってみれば、すべて必要な受験でした。
1校1校、受けたあとで娘は問題の解き方を振り返っていました。
改善方法を自分で考え相談する…
1月はこの繰り返しでした。
今の学校に通えているのも、その振り返りがあったからだと感じています。
時間がなくて解けなかった。
分からなかった。
ミスしたかも。チェックしてなかった。
これらは目を背けたくなることですが、ちゃんと自分で受け止めないといけません。
自分がやったことなんだと、分からないといけません。
分からない問題は、そもそも解く必要があるものか?
分からない問題以外を完璧にすれば、合格ラインの点はとれるのではないか?
解いたあとチェックをするには、時間が必要じゃないか?時間配分をどうするべきだったか?
など、だから次の試験ではどうするのか?何を意識をするべき?
とにかく次につながることだけを考えようと、
感情を入れずに淡々と解決方法を考えようと、言い続けました。
「入試問題は学校からのラブレター」
とよく聞きますが、学校によっては確かにその通りだと思いました。
書き手の言いたいことが伝わっているか。
出題者の意図が伝わり、求めている答えを導きだせているか。
学校の求める回答を出せる子に、来てもらいたいのだなと感じました。
「長女の中学受験」は私にとって初めての経験であり、一回きりのものです。
同じ経験は二度とできません。
朝早くに家を出て、白い息を吐きながらきれいな朝焼けを長女と一緒に見た中学入試の日は、二度と来ません。
中学受験は、娘が「中学受験をしたい」と言い出し、
私たち夫婦にとっては気が進まずはじめたものでしたが、とても貴重な体験をさせていただきました。
受験をする機会をいただけて、受験させていただいた7つの学校へは、感謝の気持ちしかないです。
入試が終わり、私はしばらく茫然としたような毎日が続きました。
卒業式、中学校の入学手続きや準備などでその後あ慌ただしい日を送っていましたが、あまり覚えていません。
半年がすぎてようやく、「あぁ、私は疲れたのだな」と分かりました。
長女が6年生になったときから、ずっと緊張状態だったのだと思います。
「来年の今頃はどうなっているか」
「あと2カ月後にはどうなっているか」
「来週の今頃は…」
「あと2時間後には結果が出ている…」
ずっと漠然とした不安を持っていて、肩に力が入っていたのだなと、終わってみて気づきました。
合格したから”成功”、不合格だから”失敗”ではないのは分かっています。
でも、結果が露骨に表れることを恐れていました。
たった1日の試験で、その後の進路が決まるなんて、まだ幼い12歳の子どもには酷だなと思います。
娘は中学受験を終えて、
「第1志望が受からなかったことは、すごく悔しい。
思い返せば”あのときもっと勉強していれば”と思うシーンがたくさんある。
大学受験で、同じ思いは絶対したくない。
だから中学校では目標を持って勉強しようと思う。」
と言っていました。
未来に向かって前向きな言葉を正直に私に伝えてくれて、ただただ嬉しかったです。
これからどんな進路になるかは分かりませんが、たくさん悩んで迷って失敗をしながら、たくさんのことを学んでくれればいいなと思います。
私はようやくエネルギーを取り戻せたので笑
これから受験の日を思い出しながら、入試までの日々や入試当日のことを投稿をしていこうと思います。
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