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さかさがわ実りの里①

こんにちは!こんばんは!
今年の4月に埼玉県から伊豆の河津町に移り住んだ、榎原(えのはら)です。
『かわづのくらし』では河津町の町民として、日々の暮らしのあれこれを発信しています。

10月下旬に

「さかさがわ実りの里」
 サツマイモ堀り・もち米の脱穀
 作業の手伝いをしました!

「さかさがわ実りの里」とは?
河津町内の逆川地区で遊休農地を有効活用する為、農業を通じて都市住民と交流し、活動をしている会です。
組合員は、5年前に逆川の副区長が「この遊休農地をどうにか活用しないか」との一声で集まった、逆川に住む有志の皆さんです。
遊休農地を使い、「さつまいも」と「もち米」の栽培をしています。

都市住民との交流では河津町内にある、渋谷区が運営をしている
渋谷区立河津さくらの里しぶや】と協力し
渋谷区民のみなさまをお呼びして 
春は田植え      秋は稲刈り さつまいも掘り 冬は餅つきなど、
農業体験をしてもらい、交流の場を作っています。
※現在はコロナの影響で、渋谷のみなさんとの交流を停止しています。

他にも、都市との交流ではないですが「ふるさと緑の少年団」という地元河津町の小学生の農業体験も受け入れています。

私の同じ協力隊であり先輩の、輿水さんと越尾さん。
2人は協力隊の活動として、2019年から実りの会のみなさんと一緒に活動をしています。

協力隊の2人は、はじめは業務ではじまったものの、
逆川の皆様が快く、仲間に迎えて下さり、優しくて教えていただけたので
自然相手で大変な事もありますが、楽しく活動させてもらっていると言っていました。

そんなお2人に頼んで、今回は私も参加させてもらいました。

以前から主食のご飯。お米を毎日食べているのに、
「買って食べるだけで、お米について知らない。知りたいな」
と思っていたので、河津にきて先輩協力隊の2人が活動されていると聞き
是非とも、体験させていただきたい!とお願いしました。

さつまいもの芋掘りと、
 もち米の脱穀作業の手伝い

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さつまいも掘り、榎原あまく見ていました。

子供のころ子供会のイベントでやった事がありましたが。。。
「あれ?簡単ではないぞ!!」
あれは紛れもなく大人が事前準備をちゃんとしてくれていて、
掘りやすくしてくれていたんだと、大人になって初めて知りました。

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この右下にこんもりなっているのが、さつまいもの蔓です。
私も不慣れな鎌を持ち、刈ったのですが
周りの方々が一瞬で刈り終えました。

そのあと土の山を壊しながら、サツマイモを掘っていくのですが
傷つけないように、折らないように掘るのは大変!!
やってみないと分からないものです。

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芋ほりが終わると、

次はもち米!稲の脱穀作業です。
稲刈りが終わり、干してあった稲を
この脱穀する機械に入れて、お米と藁に分けます。

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藁が束になり、こんな感じで分けられていくので
この藁を10束1つにひたすら、まるけ(束ねる)ていきました。
量が結構あって、慣れない私は必死でした。

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去年は不作の年で、お米の収穫量も藁の状態も悪かったそうですが
今年はとてもいいそうです!!藁も上質な藁だと言っていました。

藁の束ねる作業も終わり、その後は田んぼの片付けをしました。
皆さん。稲刈りをした後に稲を干すうし(稲を干すもの)で使用していた長い竹。すごい重いの知っていますか?これの片付け重かったです。竹の真ん中で肩に乗せて運ぶんですが
肩の食い込み強くて肩ってこんなに食い込むんだ。と思いました。

皆さんすいすい運んで流石だわ~と尊敬しました。

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自力で3本で運んだ後に、電気柵を外す作業を頼まれ
稲がシカやイノシシ、ネズミなど動物に食べられないようにしていた電気柵を外しました。

電気柵は協力隊の獣害対策を業務としている越尾さんが、張ったものです。
ただ外す作業だけでしたが、広さもあり1本線を外して回収する単純なものではなく「え!?大変!!こんなに大変なの?」と、つい聞いちゃいました。
一通り田んぼの片付けが終わり、作業終了です。

おつかれさまでした!

お手伝いさせて頂き、知らないことや、やった事ないことだらけで
学びが多い充実した時間でした。

河津に住んでいる方にとっては、当たり前の事でも
私には新鮮で、発見の連続でした。

そして、田んぼではロープワークが多いのに驚きました!
暮らしの中での実践的なロープワーク!
アウトドア―でやるのではなく日常の一部でした。

榎原、ロープワークがさらっと、出来る人に憧れているので
「かっこいー!」と思った事を報告して、終わります。

長々と最後まで読んで下さり、ありがとうございました。