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【QuizKnock】数学が好きになっちゃう放課後~前編~

最近開設された「QuizKnockと学ぼう」チャンネル、いいですね。勉強配信だけではなく、読書感想会など新しい学びの指針がたくさん。そんな中で上がった動画「○○が好きになっちゃう放課後」。

初回は「数学」回ということで、動画を見ていたらいろいろと記憶がフラッシュバックしてきたので、便乗してみたいと思います(笑)。

ー動画の参加者に合わせた自己紹介ー
かわうそ
元所属:筑波大学大学院理工学研究科 システム工学専攻
専門:情報科学(人工知能)


【数学との出会い】
物心ついたときにはもう数字の読み書きは出来ていて、それに加えて数字を覚えることも得意で、家族や親戚を驚かさせていたような。
理由は分からないけど、とにかく算数は授業以外に特に勉強しなくても出来てました。出来るとやっぱり楽しいですよね。小中学生時代の通知表は、算数・数学だけは常に5段階評価の5でした。
中学三年生の時に、ファミコンばかりしている自分を親が心配してか、英数個別指導の学習塾に通わせてくれたんです。周りの子達は学校の教科書を一生懸命勉強している中、自分には教科書持ってこなくていいよ、と講師。そしてなにやら奥から激ムズ数学問題集を持ってきて、さらに問題集後半の難易度MAXの問題を解かせるわけです。ひとしきり悩んだあとに講師が教えてくれるのは問題を解くための切り口だけ。未知の問題に直面したときに、解を導き出す切り口と引き出しをたくさん教えてくれた講師でした。まあこれが数学の面白さに気付いたきっかけかなあと思います。多角的に物事を捉えるという、全ての学びに共通する事でもありますけどね!


【恩師との出会い】
高校2年、3年時の担任だった江口先生は数学担当でもあって、自分をコンピューターサイエンスの道に誘導してくれた先生でした。定年間近の年齢だったと思いますが、黒板に計算式を書いていく合間合間に「デーン!」「ドデーン!」と合いの手を入れながら解き進め、式の解にたどり着くと「デデーン!」と叫んで解に下線をビシッと引いてニッコリ。
普段から自作のゲームで仲間と遊んでいることを知っていた江口先生は、高校数学で挫折しかけた自分に「これからは計算機数学の時代だぞ!」と、理学部でも工学部でもない情報学部を勧めてくれました。クラスの落ちこぼれが決めた現役合格をとても喜んでくれて、慶應医や京大理に合格したクラスメイトを差し置いて、各クラスで一人ずつ寄稿する合格体験記を任せてくれました。まあ自分の次のページは東大理III合格体験記だったので全て持ってかれましたけどね!
江口先生が教えてくれた$${\sin\theta \cos\theta \tan\theta}$$、ぜひみんなにも知ってほしい(笑)。$${\theta}$$の値は全て①分の②になります。

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【○×アンケート】
・ケアレスミスはするほう?→×
だいたいの試験はミスをしない集中力が勝負(と思っている)。

・学校の数学のテストはいつも100点だった?→×
高校数学は赤点もしょっちゅう。

・ふと時計を見たときに時刻が面白い数字とかだとテンションが上がる?→○
爆上げ。10:24と20:48がお気に入り。

・数学が好き=計算が速い?→×
自分はそろばんとかやってなかったので、計算は遅い方だと思います。

・数学の成績と化学や物理の成績は比例する?→×
物理は数学が出来ないとダメだけど、化学はなんとかなる(暴論)。

・数字だけパッと見たときに感覚的に素数でないかどうか判断できる?→×
西暦が奇数年の正月にはその年が素数かどうかは考えます(笑)。ちなみに2021=43×47で素数ではありません。

・よく漫画などで素数を唱えて気持ちを落ち着かせる描写がありますが、本当にやったことがある?→×
ジョジョで見たときはテンションが上がりましたけど。どちらかというとフィボナッチ数列の方が知らなくても無限に数えられるからオススメかな!

数学の未解決問題に挑戦したことがある?→○
$${P \neq NP}$$予想については、大学で情報学を学んだ人は一度は考えたことがあるんじゃないかな?巡回セールスマン問題からNP完全問題、そして$${P \neq NP}$$予想へ。


後編に続く!


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