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相手に変わってほしいと願うなら1

こんにちは。かわたんです。
みなさんは誰もが一度はこう思ったことはないでしょうか?

「夫が変わってくれたら…」「親が変わってくれたら…」
「上司が変わってくれたら…」「恋人が変わってくれたら…」

もちろん、この「変わって」は自分にとって不都合な面が良い面に変わることです。モラハラ夫が優しくて穏やかな夫に、毒親が自分を尊重してくれて理解ある親に、パワハラ上司が面倒見の良い上司に…などなどです。

しかし、大半の人は
「いくら言っても変わってくれない!」
「こっちは我慢して穏やかに接しているのに自分勝手過ぎる!」
「変わってほしいと願っているのにむしろどんどん酷くなってる!」
と失望の数々を味わっていることが多いと思います。

もしかしたらそれはあなたにも原因があるのかもしれません。
あなたの行動一つでそれが好転するとしたら?
試してみる価値がありますよね。

相手が変わらない本当の理由

これは私が今までの経験上感じていることで科学的な根拠はありませんが、

相手が変わらないのはあなたが変えようとするからです。

本人が変わろうとは思っていないのに、外から変えようとする圧力はネガティブなエネルギーとして相手に伝わります。変わってほしいという願いは「今のあなたのままでは嫌」というのと同じです。そんなエネルギー向けられるのは誰だって不快です。だからそれに抵抗するかのように、変わってほしい相手の嫌な面が変わらない。時にはエスカレートしていくのだと思います。

私も自分にとって「正直しんどいな~💦」と言う振る舞いをする人に、間違ったアプローチをして事態を悪化させてしまった事が多々ありました。でも、もうその心配はありません。自分の行動である程度コントロールできる事に気づいたのです。

その方法は
相手の良い面にフォーカスすること」
「相手の行動をジャッジしない」
ことです。

職場の場合

ちょっと苦手だった先輩が…

私は入籍直前まで不動産会社で事務として働いていました。職場は小さな会社で従業員は10名以下。事務は私と先輩の二人だけでした。新卒で入った会社で少し事務の経験がありましたが、それから何年もたっていたので、最初は基本的なことも満足に出来ず苦労しました。

そんな私を見て先輩はイライラしたのでしょう。
「こんなことも出来ないの?」と毎日キツめに当たられました(^^;

ここで相手のせいにしてしまえば楽かもしれませんが、私はまず自分の非を認め、相手の良い面にフォーカスする事に努めました。

「私はまだまだ使い物にならないから。努力が必要だわ」
「先輩はちょっと厳しいけど、ちゃんと教えてくれて優しい所もある」
「シングルマザーで子育てしながら、仕事もきっちりこなしている所がカッコいい!」

時には、ショックを受けるような言い方をされても
「こんな言い方をするなんてありえない!」
「私ならそんな風には絶対に言わない」等のジャッジをせず、あまり深刻に受け止めないようにしました。

そして、入社して3か月が過ぎたころから、先輩が優しくなってきました。
一人で半ば強制的にやらされていた昼休みの電話番も、分担してくれるようになり、にこやかに会話できるようにもなりました。勤務中の外出時に私にだけハーゲンダッツを買ってきてくれたりもしました(*゚▽゚*)(他に社長や男性社員がいたのですがその人たちの分はなし(笑))

最初は自分の力量も含めてやっていけるか不安がありましたが、その時にはとても働きやすい職場になっていました!

最初から良い面を探そうとすると…

入籍後は主人の転勤で他県に引っ越すことになったので、残念ながらこちらの職場は退職しました。退職する頃にはすべての方と良好な関係を築けていました。社長には「辞めないで欲しい」とかなり引き止められましたし、時々事務仕事を手伝いに来ていた社長の奥様には「いなくなってしまうなんて寂しい!」と泣かれてしまいました。
最初は会社のお荷物状態だったのに自分でも信じられません。もちろん、私自身努力して仕事を覚えましたし、効率を上げるために自分から提案をし、それが社長に採用されることもありました。それでも、短期間で私を取り巻く環境がここまで変化したのは驚異的な事でした。

引っ越した後、次の職場では最初から職場のすべての人の良い面にフォーカスしようと試みました。その時は販売員として憧れのブランドで働く機会をいただいたのでウキウキしていました。

職場で働く仲間は接客業だけあって、みんな明るく丁寧な言葉遣いをする方ばかりでした。ちょっと言い方にトゲがある方もいましたが、私よりも年下の社員の方だったので、「若いから気を張って頑張っているのかも。可愛いらしいな」と考えることにしました。

そのうちにゆっくり一緒に話す機会があり、自分の地元が大好きなことなど無邪気に話してくれました。私には縁もゆかりもない地でしたが、その話を聞いて、やっぱりみんな故郷が好きなんだなと温かい気持ちになれました。

ちょっと苦手だなと思っていた人も大体先入観で勝手にそう思っていたりすることが多いのです。より優しいゆとりのある気持ちで相手を見つめると、素敵な所や可愛いらしい所が沢山見えてくるのです(๑`·ᴗ·´๑)

その職場ではファンになりたくなるくらい面白くて最高の方もいましたし、私と考え方が似ていて尊敬できる親友も出来て
「こんな素晴らしい職場他にある!?」
ってくらい楽しい時間を過ごしました。

まとめ

相手に変わってほしいと願うなら、まずは相手の良い面を見ることを心がけましょう!「こんなことで本当に良い変化が起きるの?」と思っても、根気強く取り組んでみてください。苦手だった人がたちまちあなたの親友になるかも✨もしかしたら、あなたも相手から変わってほしいと思われているかもしれませんよ(`▽´)

次回は家族の苦手だった所が良い方向に変わってきたお話をしたいと思います。ここまで読んでくださって、ありがとうございました🍀


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