川久保 岳彦

博報堂を経て、2015年よりプレイドに参画。現在はCommunication Dire…

川久保 岳彦

博報堂を経て、2015年よりプレイドに参画。現在はCommunication Director / 編集者として、広告、動画、イベント、メディアなどに関わる。2021年5月にはジャンル横断で体験の価値を追うCXの専門誌『XD MAGAZINE』を発刊し、全国の書店で発売中。

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ポケマルおやこ地方留学@和歌山の宿泊体験や周辺環境についてのメモ(2023年時点)

先日体験してきた「ポケマルおやこ地方留学」の和歌山編。本格開催は今年が初めてだったようなので、宿や周辺環境の情報がなく参加前に少し不安だったので、今回わかったことをメモ代わりに置いておきます。 全体の感想はこちら。 宿について太地町の福祉センターである梛(なぎ)に宿泊しました。もともとはホテルとして運営されていた施設を町が買い取り、町民のための施設として運営しているようです。 3階建ての宿泊施設で、3階部分を今回のプログラム参加者で貸し切り。参加者だけなので安心して利用で

    • 小学生の夏休みにめっちゃオススメできるおやこ地方留学。 ポケマルおやこ地方留学 @和歌山に参加しました

      急にプライベートな投稿になってしまいますが、先週「ポケマルおやこ地方留学」というのに参加しました。このプログラムが小学生の子どもがいる家庭におすすめできる内容だったので多くの人に存在を知ってもらいたいのと、次回以降の参加者の参考に少しでもなればと思い、参加した感想などを残してみます。 ポケマルおやこ地方留学とは旬の食材を購入できる産直アプリ「ポケットマルシェ」を提供する株式会社雨風太陽の提供するプログラムで、「ポケマルこども食育クラブ」の一貫で提供されているようです。 参

      • プレイドで体験設計担当を4名くらい大募集してるけど、何を実現してほしいのか具体的に書きました

        プレイドの川久保(@kawatake)です。 チームで一緒に働く仲間を年中求めているのですが、最近あまりにも内容をまとめていなかったので、「雑でも情報を出す」をテーマに書きなぐることにしました。 ちなみに、SmartHRの岡本さんのこの記事を読んでとりあえず書いてみるかと思ったので、タイトルそのまま使わせてもらいました。岡本さんに怒られたら変えようと思います。 自己紹介まずおまえ誰やねんとなると思うので、簡単な自己紹介を。2015年よりプレイドに加わり、CXプラットフォ

        • 昭和レトロの価値ってなんだろう

          5月19日、西武園ゆうえんちがリニューアルオープンしましたね。 このリニューアルには、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を再建した森岡さん率いるマーケティング支援会社の刀が関わられていたとのことで、どのようなコンセプトでリニューアルされるのかと注目していた方も多いと思いますし、私もその一人でした。 発表されたコンセプトは、「心あたたまる幸福感に包まれる世界」と「1960 年代をイメージした“あの頃の日本”」でした。 新しい西武園ゆうえんちは、「心あたたまる幸福感

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          サービスを選んだ後の体験が充実してほしいなという話

          携帯各社の新しい料金プランが話題ですね。携帯4社が揃って月額3,000円以下のプランを用意するなど、この春は携帯のプラン変更を検討された方も多いのではないでしょうか。 それに伴い、このように「どこがお得か?」という記事も多く見かけられます。 実際に検討する時には、このように金額などがまとめてある記事は便利なのですが、お得とは違う選択軸の話もあるといいのになぁと、この半年で2回のキャリア変更を通じて思いました。サービス契約を新たにする中での違和感を、本日は書いてみようと思い

          サービスを選んだ後の体験が充実してほしいなという話

          「自分が顧客だったらそれでいいのか」を問い続ける

          プレイドの川久保(@kawatake)です。 最近、顧客の視点や立場で考えて、商品/サービス開発をしているという話が多くなった気がしています。真新しい手法ではないので、今になって急に増えたというわけではないと思うのですが、目にする機会が増えた気がするんですよね。 たまたまというか、もしかすると、そういう記事を好んでみているせいかもしれません笑 例えば、この記事も同じように顧客視点で開発した2つの製品の話でした。 日本コカ・コーラの檸檬堂の開発では、世の中のお酒のトレン

          「自分が顧客だったらそれでいいのか」を問い続ける

          スタートアップで過ごした6年の働き方を振り返ってみる

          「この5年で変化した働き方」というテーマを募集されていたので、自分自身なにか変わったかなという振り返りを兼ねて書いてみます。 5年となっていますが、前職からスタートアップである現職に飛び込んだのが6年前の2015年だったので、この6年のスタートアップでの働き方ってどんなんだったのだろうと考えてみます。 例で挙げられている切り口から考えてみました。 ・働く環境の変化 環境で大きく変わったのは、間違いなくオフィスですね。駅直通の立派なオフィスビルに20フロアくらいあった前職の

          スタートアップで過ごした6年の働き方を振り返ってみる

          会社員インフルエンサーはブランドを作っていく仲間になるのか

          こんにちは、プレイドの川久保です。 今回は、日経MJ連動投稿企画の #インフルエンサーで売る時代は続くのか というお題に対して、インフルエンサー界隈にまったく疎い立場から考えたことを書いてみたいと思います。 インフルエンサーで売るということに、自身の仕事でも、自身の体験でも接したことがないのであまり実感が無いのですが、上記記事であげられているカリスマ店員のような「会社員インフルエンサー」という存在について、日経クロストレンドで面白い記事がありました。 ストライプインター

          会社員インフルエンサーはブランドを作っていく仲間になるのか

          フードデリバリーと『誤読』

          オンラインでの交流が中心となり、リアルな場で人と接する機会が減った今年、その生活様式に合わせ多くの新しい取り組みが生まれ、体験されました。また、以前より提供されていたものでも、今年の状況にあわせてブームとして盛り上がったものもあります。 例えばこの記事には、このようなものが挙げられています。 ・リモート飲み会 ・ゲームでのオンライン交流 ・自宅トレーニング ・自転車 ・フードデリバリー 何度か試してみたものの、もうやめてしまったもの。一度試したことをきっかけに、そのまま

          フードデリバリーと『誤読』

          肩書をハッシュタグとして考えてみる #肩書を複数持つ必要ありますか?

          今回は、この #肩書を複数持つ必要ありますか? というテーマに関して、少し特殊なケースから意見を出してみたいと思います。 冒頭に、「少し特殊なケース」と書いたのは、今回のお題で想定されているであろう複数の会社で複数の肩書を持つということではなく、一つの会社の中で複数の肩書を持つということ、またスタートアップ企業という環境での話になるからです。 私の肩書の紹介まずはじめに、私が現在所属している株式会社プレイドは、現在200名ほどの人数のスタートアップ企業です。 この会社で

          肩書をハッシュタグとして考えてみる #肩書を複数持つ必要ありますか?

          僕らは探索のために、都会で働きつづける

          リモートワークが一般的になるにつれ、最近の挨拶はZOOMなどの映像の背景を見て、「お、今日はオフィスですか?」「どれくらい出社していますか?」という会話から始まることが多くなりました。 オフィスをどうするか、どこから働くか、2020年になって多くの人が考えた問題なのではないでしょうか。 コロナ前には好調だった都心のオフィス需要も一気に減少しているようです。 このニュースを見て、すごくよい流れだなぁと思いました。 リモートワークが一般的になり、オフィスに出社しなくても仕

          僕らは探索のために、都会で働きつづける

          生産者の想いに触れることで生まれる新しい消費の価値 #日経COMEMO #国消国産なぜ必要

          日経COMEMOのこの企画 #国消国産なぜ必要 について、最近取材などでよく耳にする「人の想いに触れる価値」から考えると面白そうだなと思ったので、その観点から考えたことを書いてみます。 まず、この「国消国産」という言葉はこういう意味で使われている言葉とのことです。 ふつうは地産地消という言葉のように、「産」のほうを先に言います。ただこれでは国内で作ったものを国内で消費するというだけの意味になりかねません。そうではなく、国内の消費で必要な分を、国内で生産する。自由貿易を否定

          生産者の想いに触れることで生まれる新しい消費の価値 #日経COMEMO #国消国産なぜ必要

          次世代型店舗から考える、店舗体験のデジタル化によるメリット

          はじめまして、株式会社プレイドでコミュニケーションディレクター(というのを勝手に名乗って)やってます川久保です(プロフィールはこちら)。COMEMOのキーオピニオンリーダー(KOL)として記事を発信する機会をいただきましたので、これから私たちがサービス、メディア、イベントなどを通じて取り組んでいるCX(顧客体験)の視点を元に、ニュースや記事について考えてことを発信していきたいと思います。 *** 2018年1月にオープンしたAmazonの無人コンビニ「Amazon GO」

          次世代型店舗から考える、店舗体験のデジタル化によるメリット

          自己紹介|川久保 岳彦(Takehiko Kawakubo)

          簡単な経歴福岡県出身。2006年に東京大学経済学部(片平ゼミ)卒業後、博報堂へ入社。2015年よりプレイドに参画。現在はコミュニケーションディレクターとして、CXプラットフォーム「KARTE」のCMや各種動画の制作、カンファレンス、イベントの主宰、企画などのコミュニケーション領域を担当する傍ら、CXカンファレンス「CX DIVE」統括とCXにフォーカスしたビジネスメディア「XD(クロスディー)」副編集長、CXの“ものがたり”に触れる季刊誌「XD MAGAZINE」編集長を務め

          自己紹介|川久保 岳彦(Takehiko Kawakubo)