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誤診されやすい HSS型HSPとADHDの共通点と見分け方の目安

割引あり

メチャクチャ直球なタイトルですが、以前『ADHDに誤診されてたHSS型HSPの私』で書いたとおり、医療機関からですらADHDだと誤診されたので、なぜHSS型HSPがADHDだと思われてしまうのか、共通点を出してみようと思います。

まず、ADHDが「発達障害」だとするとHSS型HSPは「気質・性格」の部類に入るため、ちょっとタイプが違います。
ですが結構共通する点も多く、特に日本の社会環境的には生きにくい部分も凄くあります。

ですので、しんどくなってウツなどになって、心療内科に行った際に「あなたADHDっぽいね」と医師に言われ、そのままADHDだと思い込んだり、ADHD向けの治療をしてしまうケースも……。

私もそのクチで、そもそもウツでもなかったのに、抗うつ剤まで出されてしまい大変なことになるところでした。

余談ですが、ADHDは人口の約5%。
HSS型HSPは人口の6%と言われています。

少数派ということです

これだけ少ないと情報だって少ないため、共通項があると間違えやすいのもうなずけます。

ですが、間違った診断をされたりしないよう、少しでも役に立てればとこの記事を書きましたので

  • 私ADHDっぽくない?

  • HSS型HSPだと思うけど、ADHDかもしれない……

  • ADHDって言われたけど、ちょっと違うかも

など思い当たる方は是非、読んで参考にしてもらえればと思います!

ADHDとは?

ADHDとは発達障害の1つ。

集中力が低く、活動的で注意散漫な行動が特徴なのですが

  • 忘れ物が異常に多い

  • 遅刻をする

  • 片付けができない

  • 落ち着きがない

アニメだったら「ドジっ子メイドさん」って感じなのですが、現実世界でやられると本人も、周りも困ったことになるので、ちょっと問題です。

リアルでメイドさんがドジだと洒落になりません

HSS型HSPとは?

一方HSS型HSPとは、とても繊細な人(HSP)でありながら、高い刺激を求める(HSS)という特性(性質)の事。

HSPの特徴で、外部からの刺激を受けやすく、些細な事で疲れたり、相手の気持を感じて気を使いすぎてしまうのに、HSSという刺激を求める性質も持ち合わせているため、同じ毎日にストレスを感じて、刺激を求め環境を変えたり、興味があることに手を出しては、人間関係に疲れたり、疲労でダウンしてしまうちょっと厄介なタイプ。

スゴイ乱暴な例えを言うと、戦士の装備をつけられて最前線に立って戦闘している魔法使いみたいなものですね。

立っているだけでヘトヘトです

ADHDとHSS型HSPに共通しがちな点とその理由

さて、発達障害のADHDと気質のHSS型HSP。
この2つ、結構間違えられやすいです。

私も現に、ストレス性の胃腸障害で消化器内科から心療内科を紹介され、そこで症状を話していった末「もしかしてADHDかもしれないからテストしてみよう」と言われて、テストした結果「ギリギリADHD」な結果が出ました。
ですが、別の病院へ行ったところ「あなた、すごいストレスを受けやすい性質なだけで、違うよ。周りがあなたに完璧を求めすぎているだけで、全然問題ないよ?」と言われて、後にHSS型HSPであるということがわかったという経緯があります。

医者でも間違えるADHDと、HSS型HSPの共通する特徴とその理由ですが……。

共通特徴① 雑音や電話など、一度気が散ると目の前の作業に集中できなくなる。

理由:ADHD⇒タスク処理ができるコアが1つしかないため、話を聞くかメモを取るかのどちらか1つしかできない。
また、ADHDは聴覚過敏のケースも多く、騒音が苦手ということも。

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