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アート x ビジネス + 英語 について

最近、「ビジネスでアート思考が求められる(=ビジネス x アート)」ということをよく耳にするようになりましたね。

確かに、ビジネスで成功するには、アート的な創造力、言い換えれば「前例がないことに対応するために人と異なるアイデア・独創性を発揮する」ことがポイントだと言えます。

それでは、どうやったらアート思考を鍛えることができるのでしょうか? 

人それぞれかもしれませんが、私なりの経験で一番だと思う方法は、美術館やギャラリーで抽象的な作品を鑑賞しながら、右脳にある美意識・美的感覚に揺さぶりをかけることです。

ところで、アーティスト(芸術家)は、日頃から美意識・美的感覚を発揮していますが、実は左脳的なビジネス感覚も求められる(=アート x ビジネス)ということについて触れたいと思います。

今までは、アーティストは作品制作に没頭してさえいればいいという考えが主流でした。でも、この考え方が最近は通用しなくなってきました。

つまり、競争が激しいビジネスの世界と同じように、アートの世界も作品制作だけでは生活の糧を得ることができない厳しい世の中になったと言うことですね。

私が仕事を通じて、アーティストと接して感じることは、特に20代〜40代の若手・中堅のアーティストたちが、InstagramやFacebookを積極的に活用しながら、自分自身や作品の宣伝・アピールを頻繁に行なっているということです。

これは、ビジネス的な表現では、自分のブランディング(セルフブランディング)、作品のマーケティングをしていると言うことになります。

さらに、アーティストによっては、画質にこだわって自分の写真や作品をプロの写真家に撮ってもらう人もいます。

そして、最近特に感じることは、アーティストも英語が必要な時代になってきたということです。

たとえば、Instagramに作品をアップしたときに、真っ先にメッセージやコメントを返してくるのは、圧倒的に外国人です。

こんな時、英語ですぐに返事を返すことができれば、自分を応援してくれるファンになってくれたり、作品を購入してくれたりすることになる可能性が格段に高まるのは明らかです。

アート作品への投資という点で、海外の富裕層の購買力は日本人と比べて桁違いに大きいです。

これからの時代は、海外マーケットも視野に入れて自分や作品を売り込むという点で、英語ができることが他のアーティストとの差別化になります

結論として、アーティストが時代を勝ち抜く条件は「アート x ビジネス + 英語」と言えるでしょう。

★英語の重要性については、以下のブログにも書いていますので、ご関心のある方はぜひご覧ください。



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