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【読書記録】経済参謀/大前研一

日本の3大問題についての解決策を提案する本書。

■問題点
少子化
教育
国民国家

■少子化
コロナで少子化が加速した。18年前倒しに!!

対策
•若者の不安を取り除く
→ライフプランの支援
•戸籍制度の廃止
•移民の受け入れ
→移民の子孫の活躍を受け入れる

■教育
義務教育で学ぶ知識はたった5円の価値、調べれば誰でもわかる。
大事なことは、
『考える力』
『0から1を生む力』
『構想する力』

韓国は英語とITで伸びた。

江戸後期から幕末『私塾』の必要性。

■国民国家
今の時代は、ボーダレス経済の影響で、国という括りではなく、『メガリージョン』という単位で見ていく必要がある。
失敗例)イギリスEU離脱 
ボーダレス経済に対立することはすなわち経済的衰退意味する。
メガリージョン例)シリコンバレー、深圳、インド

■まとめ
自分の住んでいる日本の状況•環境と政策をまず知ること。
それが他の国と比べてどのようなフェーズであり、状況であるのか、他国から学べることはないのか考えてみる事は大事なことですね。

日本は島国であり(それは特殊な事)、世界は広く、より進んでいる事を自覚する事が必要であると大前氏の著書を読んでいると感じます。

大きな流れとしては、ボーダレス経済により、国民国家より、特定のメガリージョンが台頭するという点、これが本書で得た新しい知見である。
日本であれば羽田を中心とする京浜千葉地区が、それにあたる。

そのような勢いのある環境にいることは大事なので、どこに住むのか自分で選べるようになる必要がある。

世界目線で生きようと足掻こう。

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