mizukikawase

mizukikawase

マガジン

  • マインドセット系

    現代を生きる糧になる考え方・マインドセットについての書籍の要約です。

  • 未来予測系

    未来の変化と個々人の対策についての書籍の要約をまとめています。

最近の記事

地頭力のはじめ方

 地頭力とは、『考える力』 具体的には、 結論から、全体から、単純に考える力 ■考え始める前の心構え 1.時間感度 →時間は無限でない感じられる危機感・ 2.知的依存心を捨てる →答え・正解はないという事実 3.思考の癖(思い込み)を認識する ■仮設思考 結論から考えること イメージはカーナビ。目的地を入力すると複数のルートを提示し、 途中で最適なルートが見つかれば修正・提案できる。 あくまでも目的(ゴール)を目指している。 ☆兵は拙速を旨とせよ notカーナビ ・と

    • 運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」

      概要 運という一見コントロールできないと思われているものをどのように活かしていくべきか、また、具体的な方法論についての記載がなされている本書。 ☆運は自分自身でコントロール可能 →つまり、運を使いこなせてるか否かが問題 戦略 ☆幸運の最大化と不幸の最小化 本書での運の定義 ・その人が成し得た人生の成果そのもの ・自らの行動によって機能をする変数 『ツキ』は短期で『運』は中長期のもの。 戦術 大数の法則にのっとり、サンプル数(試行回数)を増やしていく ・幸運の最大化

      • 戦略的思考とは何か/岡崎久彦

        日本・東アジアのパワーバランスの歴史から始まり、国家の戦略について述べた書籍。 その中で『情報重視戦略』の重要性は日々の仕事や、プライベートにも活用できる内容です。 戦略と戦術 戦略・・・目的を達成するうえで、注力する方向性を定めることです。 戦術・・・戦略に沿って立案される、具体的なアクションプランのことです。 戦略はパワーバランスを見て決定すること 情報が最も重要 『百金を惜しんで、敵の情を知らざる者は不仁の至りなり。人の将に非ざるなり。主の佐に非ざるなり。』孫子

        • 3秒で伝える

          コンサルを経験してきた著者が伝えたいことは以下の2点です。 ■自分からの発言の際 結論→理由→事実 の3点セットで話す ■質問への返答の際 質問を捉えた返答をする ■自分からの発言の際 まず、一番難しく、一番重要なことは 相手に聞く姿勢になってもらうこと そのために、【3秒で伝える】ということが必要であるという主張。 聞く姿勢になってもらったら、 結論→理由→事実という型を使って話すことでシンプルかつ明確に伝える。 HOW 私と相手の認識の差異によって使い分ける

        マガジン

        • マインドセット系
          13本
        • 未来予測系
          19本

        記事

          コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌

          ☆仕事を進める順序を間違えない 1.状況把握:事実ベースでとらえる 2.問題を整理し、課題を抽出する  問題:目的の障害となる事象  課題:目的とする状態とのギャップ 3.目的を達成するための目標を設定する  定量:何を、いつまでに、どのくらい  定性:ありたい姿、具体的な形 4.目標へ導くための戦略を立てる  戦略:方向性とも言われ、目に見えないもの(=指針) 5.戦術を立てる:どのように活動するかという具体的な施策 6.戦術を活動レベルで実行に移す

          コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌

          成功は一日で捨て去れ/柳井正

          本書では、柳井氏とファーストリテイリングが2000年代にどのような考え方があったのか書かれています。 以下、個人的に気に入った文章です。 ーーーーーーーーーー ・人の成長も同じだと思うが、 結果的には安定成長はあるけど 初めに高い目標を持ってチャレンジする人しか 成長できないはず。 ・仕事の達成水準を上げてください。 うまくいっていない人の仕事を見ると 高い目標と高い水準が抜けています。 高い目標と達成水準を持っていない人の仕事は全く世界では通用しません。 また成長もしませ

          成功は一日で捨て去れ/柳井正

          たった一人の熱狂

          死を強烈に認識していているからこそ、 毎日を濃く、強く生きようと動ける 結果がすべてというと残酷に聞こえるが、 著者の発言からのそれは、筋が通っているように感じた。 なぜなら超現実主義であるからだと思う。 しかし、結果はあくまでもプロセスの一つだという。 結果が出ないときはあるが、悔しがれるか、まあいいかと流すかでその後に大きな影響が出てくる。

          たった一人の熱狂

          解像度を上げる

          ■解像度とは 解像度が高いとは、思考が明晰で理解が深い状態 解像度が低いとは、わからないことがわからない、疑問・質問が湧かない ■解像度を上げる視点 1.深さ 2.広さ 3.構造 4.時間 ■基本姿勢 1.行動 2.粘り強く取り組む 3.型を意識 x量・質 ■深さ 解像度が低い状態では、おおよそ深さが足りないことがほとんどのようです。 そのため最優先は深さを作る事。 ※課題以上の価値は生まれない まず、事象ではなく、真因を突き止めること。 市場の課題と顧客の課題を分離

          解像度を上げる

          休養学

          ◾️事実 日本人は他国と比べて労働時間が極めて多いわけではない(意外と休んでいる)が疲れている人が多い ◾️背景 休み方に問題あり 日本人の休むという考え方=休息 他国では、スポーツ、親交などが優先されている →休み方の工夫が必要 ◾️疲労とは 疲労すると細胞を修復しようとATPという物質が働くが、これが体内からなくなると、修復できず疲労として残る ATPは食べ物から摂れる P・F・C ビタミン、ミネラルから 特にタンパク質が重要! 脳の神経伝達物質の素となる! ◾️

          もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

          一番大事なことは『真摯さ』 ■組織の定義づけ →我々の事業は何か、何であるべきか →出発点は、『顧客』を満足させること ■企業の目的 →顧客の創造 →マーケティングとイノベーション ■マネジメントと成果 ・マネジメントは生産的な仕事を通じて、 働く人々に『成果』をあげさせなければならない ・働きがいを与えるには、仕事そのものに責任を持たせなければならない そのためには、 1.生産的な仕事 2.フィードバック情報 3.継続的学習 が不可欠である。 ・成果には準備

          もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

          PASSION PARADOX 情熱をマネジメントせよ

          ■情熱との付き合い方を学ぶ必要がある 熟達・成功するには、情熱が必要。 しかし情熱をうまく扱わなければ、災厄の原因になりかねない ■情熱は主体的に管理 →管理できないと、、、 1.結果と外的強化の奴隷に 2.人生を後悔する 3.燃え尽きる 4.喜びを感じられなくなる ■情熱の源 情熱に拍車をかけるのはドーパミン ドーパミンは目標を追いかけていることに快楽を感じさせるという特徴を理解しておこう ■モチベーションが続く要素 1.有能感→進歩・コントロール可能であるという実感

          PASSION PARADOX 情熱をマネジメントせよ

          新戸部稲造の人間道

          戦前の日本人は自分を磨き高める生き方を模索していた。 「いかに立派な生き方をするのか」 「どう生きれば美しいのか」 強くなければ生きていけない 優しくなければ生きる資格がない レイモンド・チャンドラー 一人前の大人とは、独立自尊 自分に克つこと まとめ 物質主義の現代のおいて精神的成長・成熟を求める姿勢は簡単なものではない。しかし戦前の日本人が行ってきたこの道はかならず、真の幸福をもたらしてくれると感じる。 日々生活のなかで、ひとつずつ積み重ねられるか。 磨こうし小

          新戸部稲造の人間道

          中途採用の定石

          いかにして求職者に魅力のある会社として認知されるかが重要 ■自社の魅力は4つの視点から 1.会社の事業  ・歴史・実績・沿革  ・顧客数・売上利益・成長スピード   2.組織と人  ・カルチャー・雰囲気・イベント・制度  ・社長の経歴 3.業務内容と待遇  →いい仕事だなとイメージして貰えるように ・業務のスケジュール感 ・プロセス ・達成したいこと ・給与・評価制度・手当 4.働き方  ・リモート・フレックス・研修・キャリアアップ ■採用競合がいる場合は魅力を1点突

          中途採用の定石

          リーダー論/野村克也

          ・確固たるビジョンとゆるぎない信念、それを実行するための方法論と自信を持っているリーダーはむしろ謙虚で決して空威張りなどしないもの。 ・判断は頭で、決断は心で ・信頼は闘いの中から築かれる ・勝利への飢餓感、渇望 ・リーダーは周囲に「やらなければならない」と思わせるムード・オーラが必要 ・プロフェッショナル=「知力」 野球は一球ごとに状況が変わる ・技術的限界に突き当たったら、知力しかない 知力を振り絞れば、弱者であっても強者に勝てる ・勝負を決める要素 戦力 

          リーダー論/野村克也

          伝え方が9割

          ■大前提 伝え方=技術(コツ) 同じ内容の話でも、伝え方によって結果は大きく異なる! ■NOをYESに変える 1.反応しない (自分の頭の中をそのまま言わない) 2.想像する (相手の頭の中を創造する) なぜその行動をしているの? 3.相手にとってのメリットを捉え、自身の主張と一致させる ■YESに変える切り口 1.相手の好きなこと 2.嫌いなこと回避 3.選択の自由 (二者択一) 4.認められたい 5.あなた限定 6.チームワーク化 7.感謝 ■強い言葉の作り方 =

          伝え方が9割

          ゼロ/堀江貴文

          ■経験の問題 うまくいかないという思い込みを持って生きている人が多い その理由は、その対象に自信がないから 自身がない理由は、経験の不足である。 経験とは、時間の経過ではなく、自ら足を踏み出した歩数 キーセンテンス ■このままではこのまま 現状維持の範囲内で生きている限りは、同じことが繰り返される。 外部環境は常に変化しているため、自己が変化しなければ、置いて行かれる。 ■やりがいは創意工夫から生まれる 没頭したからそれが好きになる という順番 没頭とは、自らの手でルー

          ゼロ/堀江貴文