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オウンドメディアを立ち上げるために必要な3つの「K」

はじめまして。さくらインターネット株式会社が運営するオウンドメディア「さくマガ」の編集長をしている川崎です。

今回、はじめてnoteを書いてみようと思います。

そもそも、なぜ今更noteを書こうと思ったのかというと、お会いした方のnoteがバズっているのを見て、「あ、自分もnoteでバズりたい」というよこしまな理由からです。

なにを書こうかなーと思ったのですが、今やっている仕事のことを書くのが良いと思うんですよね。急に好きな映画の話を書いたって誰も読んでくれないと思うんです。ってなわけで、さくマガを立ち上げる際におこなった3つの「K」について今回は書こうと思います。

結論から書くと3つの「K」は下記の通り。

①企画
②金
③交渉

②の金っていうのがいやらしくて良いですね!

1つ目のK 「企画」

まずは、企画が必要です。さくマガをやろうと思ったときも、当然企画書を作りました。当たり前だろと言われそうですが、次の2つは必ず決めておかないとうまくいかないです。

目的、目標

目標には定量目標と定性目標があります。ちなみに、さくマガの目的・目標は↓の通り。

目的:さくらインターネットの認知度向上
目標:定量 2021年度UU数10万/月、定性 他者&他社との繋がりを持つ

目標を決める際には「SMART」に目標を決めたほうがいいと思います。このSMARTというのは賢くということでは無くて、目標設定のためのフレームワークです。

S⇒Specific(具体的)
M⇒Measurable(計測可能)
A⇒Achievable(達成可能)
R⇒Related(関連性)
T⇒Time-bounded(期限)

世代なので、SMAPについても書いておきます。いまだにカラオケにいくとSMAPの曲を歌います。おじさんなのでジャニーズのユニットは関ジャニ∞くらいまでしか分かりません。

S⇒Sports(スポーツ)
M⇒Music(音楽)
A⇒Assemble(融合)
P⇒People(人)

もちろん、企画書には他にも書かないといけないことがたくさんありますが、これについてはいずれ詳しく別の記事で書きたいと思います。

2つ目のK「金」

オウンドメディアの運営にはお金がかかります。なので、お金を確保しないことには立ち上げることはできません。請求されるお金だけではなく、運営に関わる人の人件費など、見えづらいお金も当然かかってきます。

企業のオウンドメディアはお金をかけてでもやる価値があるかどうかを判断しなければなりません。あらかじめ、お金がどれくらいかかりそうかを予測して、決裁権者に承認されなければ立ち上げることはできないです。ここのバランスが大事で、高く予算を出すと交渉が決裂して立ち上げ自体できないし、低く予算を出すと立ち上げに成功しても運営に苦労することとなります。

3つ目のK「交渉」**

決裁権者に現状の課題を解決するためにオウンドメディアが必要であるということを伝える必要があります。

現状の課題ですが、さくマガの場合は前年度の企業イメージ調査を元に考えました。詳細な内容は書けませんが、これをオウンドメディアによって改善しましょう!と交渉していった感じです。

幸いにもさくらインターネットは熱量をもってやりたいと言えばやらせてくれる会社なので、結構すんなり30分くらいでOKが出ました。

ただ、私は転職歴もありますので、こういった会社が少ないことは分かっています。さくマガ立ち上げ交渉の際にガッチリとした企画書を持っていったのですがあっさり決まったことに驚いきました。

少し突っ込まれたのは、ちゃんと継続できるかというということですかね。ちょうど立ち上げたいと言い出した時期に「みんなのごはん」、「nanapi」、「フミナーズ」といった有名オウンドメディアの閉鎖が話題になっていたので心配されたのだと思います。

継続できるかは証明しようが無いので、「やります!」と言うしか無かったです。最終的にはやる気が大事!

そんなこんなでさくマガが誕生したのですが、初日にラーメンの記事を出して「さくらインターネットと関係無いじゃん!!」というツッコミを受けましたが、これにもちゃんとした理由があるんです。この話もいずれ書きたいと思っています。

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