“準備ができたら起業します！”確かに準備は必要だけどそうかな？

“ビジネスって何だろう？” 様々なビジネスをそばで見てきた税理士が気がついた事をnoteに綴っていきます。
こんにちは！自営業専門税理士の河南（かわみなみ）です。

起業において、完璧に準備してスタートするよりも見切り発車ぐらいがいいよ、という話を。

起業する時にみなさん口をそろえる台詞があります。
“準備ができてないから無理です”

ふむ。
確かに準備をしてからお店はあけます、そうですよね。

“まだお知らせできるようなレベルじゃないです”

それって本当かな。
お店がオープンしてから広告や集客をしようと考えてないかな。
オープンのお知らせしたらお客さんが来てくれると思ってないかな。

告知は開業前からしてもいいんです。

まだ準備ができてないのにいいのでしょうか？という声が聞こえてきそうですが。
新しいお店ができる時ってどうしているかを気にかけた事はありますか？
例えば、薬局やコンビニやスーパーの場合。

”春頃OPEN予定”や”2021年OPEN予定”の看板を見た事ないですか？
これを見て私達は”あそこお店ができるんだね”と知ります。広告をスタートさせているわけです。

自営業でも名刺に「来年の春頃オープン予定」と書いてもいいじゃないですか。
場所も建物もまだ何も決まってなかったとしても。
この人はいつかお店をもとうとしているんだな、と知ってもらえます。

お店の場所を決める段階からSNSなどに投稿していいし、起業準備の内容をどんどん書いていこう。

「お店を開くんだね」「楽しみだな」「できたら行きたいね」とオープン前に思ってもらうのが大事なんです。

オープンする日が決まり、準備が万端になったら改めて皆さんにきちんとお知らせをする。

開業する事を周知してもらう事で、前もってお客さんを仕込んでおく。
準備ができてなくても起業はスタートできるんです。

スモールビジネスは資金に限りもあるので、自分でじわじわとファン作りのため情報を広げるのが正解です。
お店をあけてから、広告や集客するビジネススタイルだとスタートが出遅れちゃう。

◉河南恵美税理士事務所　🚪 http://kawaminami-8office.com/

”準備してから起業します！”なんて言ってたら人生もタイミングも終わっちゃうかもだしね。　またね。　税理士河南🐈