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みんなの九州きっぷ旅 DAY2-②. 大分~熊本



14:41 ゆふいんの森4号乗車

約4時間の別府観光を終え、大分を離れます。
次に乗るのは、観光列車 『ゆふいんの森』


クラシカルで上品な顔つき。
普段の電車旅はもっぱら鈍行貧乏旅なので、いやがうえにも期待は高まります。

そして、乗客に乗り鉄さんの多さよ

車内に入った途端に繰り広げられる撮影大会。
こちらもスマホで応戦。


座席にコンセントは無し。


クラシカルな車体の中身。高級感あり、非常に落ち着く。



景色を存分に楽しめるサロンスペース。
別府発だと、発車してのっけから窓一面の海景色が楽しめます。


スーパー総菜の域を超えていた激旨海鮮丼。


スーパーでゲットした物資。
サロンスペースでいただきました。

実は、座席にあると信じていたテーブルのありかが分からず、人が増える前に急いで掻き込んだので落ち着かなかったというのは、ここだけの話w

サロンスペースの隣にはビュッフェがあり、地ビールやワイン、地域の特産を使用したスイーツなど、地元の美味しいものを販売しています。せっかくなので、梅酒とスイーツを購入。


腹パンなので、翌日の朝食に。


観光列車なので、車内サービスも盛りだくさん。
途中、アテンダントさんがパネルを持って車内巡回。希望者はパネルを持って写真を撮ってくれます。私の車両は(鉄の名の付く)おひとり様ばかりでしたが、みんな一人でも写真お願いするんだなあ。流れに乗って、撮ってもらえばよかったw

お子さまには、車掌服を貸し出してくれるそう。ちびっこ車掌さんを見かけてほっこり。名所では、徐行運転になり観光案内が入るのもリゾート列車ならではでした。

飴ちゃんももらえる。



18:36 みずほ609号乗車


一度博多に戻り、新幹線で熊本に向かいます。
どうやら、熊本には30分ほどで到着するらしい。あっという間!寝ないように気を付けないと・・・。


新幹線といえば、東北・東海道新幹線で育ってきた関東っ子は、指定席クラスでこんなふかふか席に座れるとは思わず・・・たまげました。


重・厚・感!!

足元に荷物を置いても余裕でくつろげます。
ひじ掛けも幅広で、隣人とのソーシャルディスタンスも完璧。ドリンクホルダーまで付いているこの至れり尽くせり感よ・・・。

贅沢が過ぎる30分間、王様気分を堪能しているうちに熊本着。


19:24 お宿に到着


熊本駅から本日のお宿までは、歩いて10分ちょっとですが、疲れたので路面電車でワープ。本日のゲストハウスは 『料理谷邸葛篭』

築130年以上経つ建物をリビルドして宿泊施設に。


料理谷りょうりや』の由来は、代々細川藩に仕えていた料理番が、初代藩主よりいただいた苗字からきているとのこと。この建物も、元は結婚式や宴会をするための料亭だったとか。


築130年にネオンサインは斬新の極み。


受付を済ませたら、夜の徘徊。
宿は古町にあり『呉服町』 『細工町』 と、城下町だったころの古い町名の残る街並みには、お寺をはじめ古い建物がたくさん。近年は、文化遺産として建物そのものを活かしたリノベーションを行い、景観を維持する流れもあるそうです。


建物ごとギャラリーに。


本日の酒場は、宿のご主人から教えていただいた『源ZO-NE』
こちらも築100年はゆうに超える元町屋。中が賑わっていて入りづらい雰囲気だったけれど、カウンター席の隅が空いていそうだったので思い切って入店。



中に入って一人です。と伝えたら、カウンターで話し込んでいた3人組の真ん中の男性が「ここへどうぞ」と席を空け、まさかの常連さんに囲まれることに。席を譲った男性はカウンターの隅に。この方が店主さんでした。

日中電車に揺られすぎて食欲がなかったので、ここではお酒をメインにいただくことに。おつまみは、せっかくの熊本なので馬すじ煮込みを頼みちびりちびりと地酒を愉しむ作戦。


一杯目は 『風流街浪漫
これを選んだらいいチョイスだと褒められたけれど、何を頼めばよいのか分からなくてメニューの一番端からいっただけ・・・w
「オススメの飲み方は(ロックですよねぇ)何ですか?」と聞いたところ、ロックですと。ですよねー。

いやしかし、一口飲んで適当チョイスが大当たりだと実感。
フルーティーな香りにスッキリとした飲み口。さっきまで食欲が・・・とか言っていたのにスルスルっと飲めてしまう。

どうやら、この界隈でしか流通していない焼酎だったそう。後ほど調べたら、店舗での取り扱いも地元の酒屋さん一店のみ。買って帰ればよかった・・・!

店主の計らいで、常連さんと会話する機会を持ち(人見知りでごめんなさいお喋り苦手でごめんなさいごめんn・・・)を心中で連呼しながら情報収集。宿である料理谷邸の由来や、熊本地震の時の話。翌日行く場所の名物などなど、面白い話を聞かせていただき焼酎2杯目(写真が無くて銘柄失念)。

2杯目の焼酎も美味しくいただき、ラスト1杯。ここでしか飲めないようなお酒ありますか?と聞いたら、まさかの変化球きた!!

クラフトジン!!!

球磨焼酎の蔵元が作ったジン。


おすすめは、もちろんロック。
爽快でドライな口当たりに華やかな香り。くどさが全くないので、度数の高さを忘れてロックですいすい飲めてしまう・・・。この子、爆弾だわ。

美味しくお酒をいただいているうちに店内も満席に近くなってきたので、良い頃合いとお勘定。帰り際、お店の奥も見た方がいいよ。と常連さんに言われたので、店内見物。リノベーション物件とはいえ、ほぼ元々の建築を残しているので、梁や柱の重厚さは見物でした。



帰りにコンビニで小っちゃいボトルワインを一本買って、宿のフリースペースで一日の脳内総括しながら飲む。身体は疲れているのに、寝るのが勿体なくてずるずると飲んでしまうんだよなあ。

この日も、ベッドイン即爆睡。



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