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「朝の散歩」で人生が変わる

朝散歩の方法は簡単です。
朝起きてから1時間以内に15~30分程度の散歩をするだけです。
朝日を浴びることで、セロトニンが活性化し、体内時計がリセットされ、
「副交感神経」から「交感神経」への切り替えがうまくいき、
自律神経が整えられます
毎日のストレスを溜め込まないためにも『朝の散歩』
こんなに効果的で、簡単な健康習慣はありません。


朝散歩の科学的根拠

朝散歩が効果的である科学的な理由

①セロトニンの活性化
セロトニンは、「朝日を浴びる」「リズム運動」をすることによって活性化されます。
朝散歩は、「朝日を浴びる」と「リズム運動」の2つを兼ねているので、
セロトニン分泌には最良です。

セロトニンは、気分、意欲と関連した脳内物質で、
セロトニンが不足すると、うつの症状が出やくなります。
反対にセロトニンが活性化すると、気分が良くなり、意欲的になります。
そして、朝にセロトニンを活性化させると、
夕方以降に、メラトニンという睡眠に関係するホルモンが分泌され、
夜の睡眠へと導いてくれるのです。

②体内時計のリセット
人間には体内時計があり、上手く体内時計が働くと、1日24時間を体調に合わせてコントロールしてくれます。
体内時計が狂うと、体内のシステムが正常に働かず、さまざまな病気の原因となります。
そこで、ここでまた『朝日』がポイントになります。
体内時計をリセットするには、太陽の光を浴びるのが効果的です。
だから、朝散歩が良いのです。


③ビタミンD生成
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨の形成に関係する栄養素です。
ビタミンDが欠乏すると、骨粗鬆症になります。
骨粗鬆症になると、ちょっとした転倒で簡単に骨折します。
骨折するとしばらく安静が必要なため、一気に筋肉が衰えてしまいます。
特に高齢者の場合は、それがきっかけで「要介護」や「寝たきり」になる人も多いのです。

ビタミンDは食事から摂取もできますが、。
皮膚に日光(紫外線)が当たることでもビタミンDが生成されます。
15分程度の日光を浴びれば、1日に必要な量のビタミンDの生成が行われます。
紫外線が気になるという方も、多いと思いますが、そのような方は手の甲に15分程度の日光を浴びたり、比較的紫外線が少ない、早朝の散歩をお勧めします。

ビタミンDは、欠乏しやすい栄養素で、日本人のほとんどが不足していると言われています。
その原因は、デスクワークや乗り物など、室内空間での生活時間が多くなっていること、特にコロナ禍における2020年はリモートワークなどで、外に出る機会が減っているので、さらにビタミンDは欠乏している方が多いのです。

朝散歩のまとめ

・セロトニンが活性化することにより、メラトニンも分泌されやすくなり睡眠の質が上がる。
・セロトニン分泌により、体内時計がリセットされ、「副交感神経」から「交感神経」への切り替えがうまくいく。よって自律神経が整えられる。
・紫外線によりビタミンDが生成されて、丈夫な骨作りのサポートをしてくれる。

朝は1日の中で、四季折々の自然がもっとも色濃く立ち込めている時間です。
外に出て、その中に身を置くことで、自然と一体になっている自分を感じることもできます。

人間も自然の一部と考えると、
『自然に生かされている』『自然に感謝』
そんな気持ちで、散歩をすると、今日1日何か良いことありそう。。。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

河上一成



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