見出し画像

(写真付き)リードが長持ちし、アンブシュアを壊さない正しいリードの選び方!徹底解説!

割引あり

 みなさんこんにちは!クラリネットオンライン音楽塾の川合です。今回のテーマは難しいリードの選び方です!

 みなさんリード選びはどうしていますか?ずっと同じリードを使っていたり、リードの先端が欠けていて演奏していませんか?また、1箱買わなかったり、1箱買っても端から使っていたりしませんか?

 気持ちはよく分かりますよ。僕が学生の最初の頃もそんな感じで、ちゃんとした方法が分からなかったですし、リードを「選ぶ」という概念がありませんでしたよ。そして今お値段が高いのもありますよね!

 上記の事は、上手になるために、なるべくやめて頂きたい事でして、どうしてかと、ちゃんと理由があります。

理由1、同じリードを使い続けると、「私、このリードでなきゃ吹けないの!生きていかれないの!」と、リードの「奴隷化」と言い、そのリードに体が自動的に合わせてしまうため、いつの間にかそのリードと「魔の主従関係」を結び、他のリードを吹けなくなる現象が起きると共に、そのリードのみのアンブシュア(口の形)や息の入れ方になってしまうため、健全なアンブシュアや息の入れ方が身に付きづらくなってしまいます。そしてそのリードがダメになってしまった時、他のリードが吹けず、私はもうだめだ、と困ってしまうケースが多いんですね。そして、「本当に良いリード」が分からなくなってしまいます。

理由2、明らかな欠損がある、見えない欠損がある状態で吹いていると、確実に雑音が、例えば音9.5割、「シュー」っていう雑音が0.5割も鳴っているのに、本人にとって「それが当たり前」なので全く気づかなくなります。
更に悪化をして音9割、雑音1割になっても、8割2割、7:3になって、他の人が気づいても、本人は気づくことは無くなってしまいます。
でもこれは、「理由1」も入っている方が多いと思います。

 あと見えない欠損もあり、例えばリードケースや、リードの付け替えの時に微妙にリードの先端の端が欠けて無いのですが、折れ曲がっているケースもあります。そうすると、音が飛ばなかったり、「ハリが無い」というか、ものすごく古いリードを使っている感覚になるのと、フォルテの演奏がしづらくなります。このような現象が起きていたら、見えない欠損をしている可能性があるので、リードを変えてみましょう。

理由3、箱で買ってきて全て開けない又は選んでいないのは、「理由1」「理由2」に繋がるのが、一番の理由です。理由1も2も他のリードを吹く事で解決しますが、箱全部を開けていなければ、それもできませんよね。

ですので、リードは少なくても1箱は買う事をおすすめします!そして選んで、ローテーションを組み、ヘビーローテーションは組まない事がとっても重要です。何度も交換します。

では実際のやり方です。

ここから先は

3,486字 / 9画像
この記事のみ ¥ 100〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?