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つれづれ8 人生のスランプと魔女の宅急便と

横浜のめぐみ

ひさびさのつれづれ。なんだかずっと文章が書けなくて、ご無沙汰してしまいました。ちょっと前まではモヤモヤすることがあると書いて整理していたのだけど、そのエネルギーもなくて、改めて書くことって私にとってなんなのかな…って思ったり。文章を書くことは好きだけど、今は思考を整理するためっていうところが大きくて特にnoteで書く文章はよそ行きな部分もあるのかもしれないな。だからなかなか書けないってことがあるのかなと改めて気付いたり。


最近、別れやエネルギーを使わなければいけないイベントもあったりで身も心も落ち着かない日々を過ごしていたせいか、ミスをしたりちょこちょこうまくいかないことが続いていていたのよ。そんな日々の中、絵を描く仕事をしている友人もスランプに陥ってて描いても描いても納得がいかないと言ってて、「魔女の宅急便」を思い出したの。


ほうきで空が飛べなくなったキキが、絵描きの友達のウルスラを訪ねた時、ウルスラがキキにかけた言葉。


「そういうときはジタバタするしかないよ。描いて描いて描きかまくる」

「描くのをやめる・・・・そのうち急に描きたくなるんだよ」


って言葉。私も若い時、もがいてももがいても全てが上手くいかなくて、今思えば自分ではどうすることもできないことばかりだったんだけど、そんな時「ほんとに何かやりたいって気持ちが今後起こるのか不安」って言ったら恩師が「エネルギーが溜まったら絶対に何がやりたいって思うから心配しなくていい」と声をかけてくれて、ほんとにその通りだったし、今でもありがたい。


生きていれば「なんだかこのごろうまくいかないことが続くな」とかあるけど、それでも多くの人がアップダウンを繰り返しながら前を向けるっていうの、やっぱり人間って強いなって感動してしまう。


このコロナ禍でも、少しでも何か楽しみをみつけたり小さな笑いを大事にできる人たちを周りにいっぱい見かけるけど、見習いたいし、自分もそうありたいなと思うわ。
ちなみに私の色々うまくいかない時の対処法は
まず、寝る
ゆっくり寝るとだいたい気持ちは浮上(笑)
あとは、お風呂に入ったり音楽聞いたり、本読んだりしてゆっくり過ごす。美味しいもの好きなものを食べて自分のための時間を無理矢理にでも作る。
で、うまくいかなかったことを建設的に解決すべく動く。
誰かと共有する。

昔は自分のうまくいかなかったこと、失敗したことをなかなか話せなかったけど、実は人と共有することが解決の近道なのをわりと最近気付いた。
その時に相手に「こういう風に言ってほしい」を求めないようにというのを意識するのがポイントだけど。

さて、今までうまくいかないときについて書いたけど(最近私がそういうときだったから)
次は色々調子がいいとき!
実は昔、わたしはそういう時にうまくいい時を楽しめないタイプでした。
「絶対この後悪いことが起こる」
って思っちゃってた。

今思うと母親が長らく体調が不安定で、良くなったと思うと悪くなっての繰り返しだったからっていうのが多少影響していたのかなと今となっては思うのだけれど、その思考のせいで、絶好調を楽しめない、むしろ不幸を引き寄せてたのでは?と思う。

今は、あれ最近調子いいぞ!って時は
「感謝」を意識するようにしてる。
私だけの力で絶好調じゃないかも?誰か支えてくれてる人いない?って周りをみると沢山いるんです。支えてくれてる人が。
自分がいっぱいいっぱいの時は周りが見えなくなる、だから、自分が好調で余裕のある時は特に

感謝を伝えるキャンペーン
を強化するときだ!と意識してる(笑)
そうしたら「不幸になるかも」っていう呪縛から解放されたように思う。
もし今、調子がいいことが不安、そう思いがちな人がいたら是非このキャンペーンやってほしいなぁ。
めぐちゃんもうまくいくときいかないとき。
どういう風に過ごしてる?


沖縄のめぐみ

「魔女の宅急便」が出てくるあたり、めぐちゃんのメルヘンな感じと優しい感じとわたしはジブリ大好き芸人だからたまんなかったわ。

文章を書くことを少しだけ仕事にしているからスランプというのはものすごくわかる。わたしも書けなくなったり書く気が起きないときは書かない。自然のなかに飛び込んで頭のなかを空っぽにする。沖縄に移住してそこが醍醐味というか自然の力に助けられることが多い。

「良いことのあとに悪いことが起きるんじゃないか…」
という想いもわたしは震災を経験しているからそのときのことを思い出しちゃうの。


震災の前日にとあるブランドのバッグと財布を買っていたのね。
それが翌日、使うこともなくあっさりと津波に流されてしまってガビーン…という経験をしてね。だから「新しく何かを買うと大きな地震が起きる(災害が起きる)」みたいな思い込みができてしまってしばらくは着るものもなくて今必要だというのに新しい洋服すら買うことが出来なかった。


こういう思い込みや過去のしんどい想いを抱えたまま、それでも日々生活はやってくるから生きていくじゃない?本当に生きているだけですごいことだし途中でギブアップしないだけですごいと思うんだよね。

人生はバイオリズムだから良いことも嫌なことも次々とやってくるけれど、その時々で対処法を考えないといけないしめぐちゃんのようにたくさん寝て回復を待って、感謝を伝えるキャンペーンでエネルギー交換をする感じは大切だよね。
わたしの場合は九星気学で毎月の運気をみているからある程度のことは想像がつくんだけどまんまとハマったときの愕然とした気持ちよ…(笑)

鑑定を通していろんな人の人生に関わらせてもらって思うことは、どんな災難がきてもその人の生きる方向が見えている人は強いなってこと。生き方っていうか死生観かな。どんなふうに生きて、どんなふうに死んでいきたいのかっていう部分がある程度見えている人ってたとえ生活のなかでしんどくてブレてしまっても、誰のせいにすることもなく世間を恨むこともなく、ただひたすらに真っ直ぐ生きていて美しいなあと。

めぐちゃんのいう、「コロナ禍でも、少しでも何か楽しみをみつけたり小さな笑いを大事にできる人たち」っていうのはまさにそう。

DMやLINE@を通して文章でいろんな人とやり取りをするとコロナ禍の生活で疲れているのはみんな同じはずなのに精神的にやたら落ち着ているなあ!っていう人と誰かへの不平不満をだらだらと綴る人がいてこの違いはなんだろうって考える。どちらがいい、とか正解はどっちだ、と言いたいわけではなくまさに死生観がしっかりと見えていることは人を強くも、しなやかにもするんだなあ…って。

生きると死ぬって表裏一体だと腑に落ちたとき人は優しくなるのかもしれないね。

あれ?話しがしそれた?

わたしは個人的に魔女の宅急便はパン屋のオソノさんが大好きで。
妊婦さんなのにも関わらず、突然現れた魔女のキキを受け入れる器の大きさと、キキが飛べなくなったときも風邪をひいたときも一定の距離をおき、一人で考える時間を作ってあげるところがたまらなく好きなんだよねえ。魔女宅に関しては語りだすと止まらないからこの辺にしておくわ。(笑)


小林恵     

河合めぐみ

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