言論の自由と嘘 言いたい放題
嘘をつくのはいけない事です。
というのは、一応世界的な合意の有る道徳だと思います。
けれど、実際にはそうでもない様です。
まず、正義の為に敢えて嘘を言う、という事が有ります。
この場合、その正義が何なのかが問題になります。
また、文化として、自分を守る為に嘘を言うのは当然という様なものも有ります。
それは正義とは真逆な場合が多々あります。
外国と外交をしているとそういう場面には何度も会う事になります。
物を盗むのは良くない事だ、と思っているのは日本人だけかもしれません。
外国では盗まれる者が悪い、と思われているところがたくさん有ります。
尖閣は日本の領土だ、と言うと、日本は主権侵害をやめろ、と言われます。
さらに、まったく盗人猛々しい、などと言われてしまいます。
嘘をばら撒いて自分たちを有利にし、敵を不利にしようとする事例がたくさん有ります。
有名なのは、「従軍慰安婦」とか「南京大虐殺」とか。
「徴用工問題」なんていうものも有ります。
原告本人が徴用されたのではなく、自分で応募したのが明らかになっているにも関わらず、
徴用されたのだから賠償しろ、という判決が出ると言う、意味の解らない事が行われています。
「慰安婦の強制連行」なるものについて、
朝日新聞は30数年も経ってから間違いだったと認めたけれど、
結局多くの人が信じたままになってしまっています。
アベは悪い奴だ、アベしね、というのを流布して攻撃する風潮も見られました。
アベには何をしても良いと思ってしまう人が現れました。
安倍晋三ほど仕事をした総理大臣が今までに居たでしょうか。
その評価は国際的に非常に高いにもかかわらず、日本にはアベは悪い奴だ、
と信じてしまっている人が一定数居るのは、嘘を拡散した人間の責任です。
これだけ嘘が多い世の中になってしまったのだから、
公的な発言は全て偽証罪の対象にしたらどうなのでしょうか。
議員も官僚もマスコミも大臣も全て嘘を言ったら罰せられる様にするべきです。
国連で国連大使が
「我々は侵略していない、相手が侵略して来たから防衛しているだけだ」
と嘘を言ったら国際法違反の犯罪人として処罰される様にしたらどうでしょう。
本国に命令されて仕事として言っただけなのに、個人が罰せられるのはおかしいでしょうか。
罰せられるのがイヤだから大使を辞任する、という事が起これば成功ではないでしょうか。
それが嘘だったという事を証明するのは大変ですが、
あまりにも平然と嘘を言う人が多いのだから、何らかの対策が必要だと感じます。
選挙の時公約をして、当選してから何一つ実行しないのも嘘のうちです。
相手を貶めるために嘘を拡散するなら罰せられるべきです。
東京都の小池知事は、都知事選の時の「７つのゼロ」という公約のうち、
実行できたのは１つしかありません。
これは罰せられるべきではないでしょうか。
選挙演説でも嘘を元にして相手候補を批難するのは罰せられるべきではないでしょうか。
嘘かどうかを判断するのは非常に難しい問題です。
往々にして事実は一つとは限らないからです。
けれど、その検証の過程も公表すれば、嘘の抑止にもなり、
判断材料にもなります。
だから原則として嘘つきは罪人という事にするべきだと思います。
それも、国際的にです。
意見が対立した時は、制限の無い討論をさせるべきです。
一方的に言いたい放題をやらせているから嘘が混じってきます。
選挙戦は討論会のみで良いと思います。
国会論戦も一方的な質問ではなく討論形式にするべきです。
政府も国会も司法も警察も役所も民間企業も、
全て嘘を見張る機関を設置して嘘を見張るべきではないでしょうか。
嘘を拡散した為にテロ行為をしてしまう大バカ者が出ています。
嘘を信じて暴力をふるってしまうという事が無い様に、
マスコミや政治家も、嘘を広めないで欲しいと心底思います。
また、言論の自由には制限が有るはずです。
表現の不自由展などと称して、
昭和天皇の肖像をバーナーで焼いてから靴で踏みつける映像などは、
表現の自由を逸脱している暴力ではないかと思います。
ましてや嘘を元にした言論など、制限されてしかるべきです。
言いたい放題、言いっぱなしは無くすべきで、全て討論にするべきです。
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