「クオーターライフ・クライシス」とは?

――クオーターライフ・クライシスという言葉を聞く機会が増えてきました。
「20代後半から30代前半に陥りやすい幸福度が著しく下がる状態だ。多くの人には体力があり、仕事にも慣れて充実した時期ではあるが、今後のキャリアや結婚、子どもを持つかなど、人生に関する決断が重なって悩む。社会に出ていく過程で誰もが体験する」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD22AMP0S4A120C2000000/

個人的には結婚もして子供も授かったけれども、人生に関する決断は20代後半から確かに多くなってきていて、他人と比べることも増えてきた。どこに住むかとか、家を買うとか、車を買うとか、転職するかとか、保育園にするかとか、なんだかんだ人と比べてしまう時代。

個人的には、「自分の顔を気にしているのは自分だけ」という嫌われる勇気の言葉が効いていて、何かしらのイベントが人と比べて遅かろうが早いかどうでも良いと受け止めている。自分が欲しいときにそのイベントが起きているかどうかが重要で、「クルマが運転したいのにクルマがない」とか、「誰かと落ち着きたいのに相手がいない」とか自分のしたいことに対して現状そうなっていない場合は、きちんと対処していく必要がある。

#日経COMEMO #NIKKEI

――職場の側はどう接していけばいいのでしょう。

「転職が比較的自由にできる状況で、選ばれる企業になるには働く個人の『キャリアオーナーシップ』を意識する必要がある。望むキャリアが描けないと思えば若手は離れていく」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD22AMP0S4A120C2000000/

キャリアに関しては、受け身ではなく積極的に対処していくべき。「キャリアや安定を職場がずっと与えてくれる」時代ではなくなったからだ。ベンチャー企業の大半は10年後に残っていないし、大企業だって生涯安定かどうかは未知数。

職場としては、マネジメント層が「うちの会社ではこういうキャリアを歩めますよ。こういうキャリアを望みますか?」と提示してマッチすれば定着率が上がる模様。

まとめ

結婚や出産、転職なや家の購入など人生の大きな決断が集中する20代後半〜30代前半は精神的な負荷が大きく、他人が羨ましく見える時期。目の前の仕事だけを考えれば良かった今までの年齢からうって変わって、他人と比較して落ち込むことが増える模様。強がったりするつもりはないけれども、「そういうものか〜」と受け止めようと思う。SNSを遮断して自分がしたいことに集中する時間、将来について計画する時間は大切。

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