慶應高校の部訓がとても心に響いた。よく「人徳のある」と言われるような人の性質が言語化されていて、ここから学びたいなと思いブログにも記載。
会社員としても常に意識していたい。印刷して部屋に掲げておきたいレベルだし、子供に慶應の野球部もおすすめしたいぐらい。
慶應義塾高等学校野球部 部訓
ブロック単位でまとめてみたのがこちら。文言は一般化。
「自分の評価は自分でしろ」という標語にハッとした。
なかなかできないところを突かれている。
裏返して考えるとしっくりくる言葉。
自分の評価を他人に全て委ねていると、不安定だよね。自分も(相手も)疲れちゃうよね。ということだと理解している。嫌われる勇気で指摘されていた「他人の評価を気にするな」よりもさらに一歩先を行っている概念のような気がする。自分が納得する基準を自分で掲げて、その目標に関して自分がどれだけコミットしているかを自分で考えてみて。という話。相手の評価を気にする前に、まず自分がまず納得するレベルまで到達しているかどうかが大事、ということかなと。社会人でも実践できている人がいるかどうか。実践していこう!
慶應義塾高等学校野球部
コーチ8つの心得
こちらもブロック単位でまとめてみる。
コーチ側の標語は、バランスがとても良い。
野球と学業についてちゃんと配慮している。コーチからしたら、野球だけに専念してもらった方が実績を上げられるので、野球にフルコミットして野球だけやっていれば良いというポリシーのところもあると思う。聞いてまわったわけではないけれども。だけど、ちゃんと学業の大切さもコーチ自身が理解しているというのが伝わってくる。勉強のために練習を休む部員を許容したりという風習がきっとあるのだろう。
野球に関しても科学と精神論の良いところを取り上げている。守るべきものは守るけれども、古いところは切り捨てていく斬新なスタイル。
これできるコーチ、本当に素晴らしいと思う。自分の知識を常にアップデートしていないとなかなかできない。コーチ自身も学びを続けないと、最善のコーチングができない。野球の名門となると「自分たちが若い頃はこんなの当たり前だったぞ。お前らもこんなことにつべこべ言わずに練習せんかい!」スタンスの人が想像されるけれども、これでは通用しない時代になってきているということか。
そもそも、これは野球だけに通じる話でもなくて、子育てにも全く同じことが言える。自分が育った頃の常識を今の子育てに当てはめない。これができるだろうか。今のデジタルな時代に既成概念に囚われない子育ての方法を創出していきたい。