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【目標設定】今の状況を変えるきっかけとなるネガティブ感情

こんにちは!
川江光です!

毎日を楽しく過ごす1つのコツとして「ポジティブ思考」について纏めている本がたくさん並んでいます。
では、不安・失敗・嫉妬・絶望感といったネガティブな感情は悪いことばかりなのでしょうか。
実はネガティブな感情は人が行動を起こす大きな力を持っています。今回はネガティブな感情の力について纏めています。

①内発的動機づけと外発的動機付け

勉強・運動・転職等、私たちが行動につながるモチベーションは、内発的動機付けと外発的動機付けの2種類の動機付けから成り立つとされています。

内発的動機付けは、仕事のどの部分に楽しさを感じているのかが明確で自分自身で目標を立ててやりがいを持っている状態です。
外発的動機付けは、収入や評価等、環境や条件等が行動に繋がっている状態です。

周りの環境によって影響される外発的動機付けよりも、長期的に考えると内発的動機付けが明確であるほど、自分の意思に合わせて目標達成への力やパフォーマンスアップに効果的です。

動機付けのブログについては↓こちらから

ですが、仕事やプライベートにおいて自分がどうなりたいか、何を達成したいのか、「目標を書き出してみてください」と目の前に紙とペンが用意されていても、考える内容によってはなかなかポジティブな目標が浮かばない場面もないでしょうか。

それには自分が変わりたい、成長したいと感じるタイミングはポジティブな状態の時だけではなく、むしろネガティブな状態や理想と現実のギャップに気づいた時に行動力のパワーが出ることもあります。

②ネガティブからの動機付け

例えば転職で考えてみると
・キャリアアップが見込めないから楽しくない
・毎日残業で休みがない生活から抜け出したい

このように職場での不安や、今の状態から抜け出したい、といったネガティブな感情が生まれた事で、どうしたら今の感情を解決することができるのか、他にどんな仕事や職場があるのかという好奇心から転職サイトに登録したり求人を見つけにいったり行動に繋がります。

同じ様に仕事においても
・同期に成績が抜かれて悔しい
・間違った対応をしてお客様や社内に迷惑をかけてしまった

このような不安や失敗、恥、悔しさといったネガティブな気持ちや経験から、今の自分の数字を上げる為にどうすれば良いのか、二度と同じ事を繰り返さない様にもっと頼れるビジネスパーソンになりたいといった前向きな目標や願望に繋がることも多いのではないでしょうか。

このように人が変わるきっかけやタイミングは、
今の状態を変えたいといったネガティブな感情から将来はこうなりたい、といった様に気持ちが前に動く強いエネルギー源になっています。

③まとめ

今回は人が動く動機としてネガティブな感情について纏めました。
自分に対してネガティブな感情が沸き起こることは決して悪いことではなく、自分自身が今の状態を変えたいという強いエネルギーになっているかもしれません。
ネガティブな感情が出てきた時こそ、自分はどうしたいのか、何を変えたいと思っているのか、と考えるきっかけにしてみてはどうでしょうか。


以上
川江光

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