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息子が教えてくれた、辛い思い出を糧にする言葉

私の癖で。
noteで書くものはしっかり書いておこうって思っちゃうんだけど、
そうやって、いつか書きたいと思ってためたメモが5万字を超えてました。

五万字って!5卍!!

それだけで何冊分の執筆量よ…。
お金の貯金なら嬉しいけど、メモ貯金なんていいことない。
だって書きたいこと、掻き出したいことが、頭の中にそれだけ溜まってるってことだから。
頭の中、パンッパン。心の中も、モヤッモヤ。
なので、いい文章じゃなくても、出していこうと思いました!今〜!

ということで、おまえは最近、何をしてるんか?ということですが、

出版はお休みしていて、クライアントワークで、連載を4本ほどのんびりと書かせていただいてます。その傍らで、息子の不登校の話もプロットを書いてるところです。

そう、昨年から、カクカクカクカク言ってたのに、まだプロット止まりです!

でもね、もうそろそろゲームをお休みして、ちゃんと書いて行こうって思った出来事があったんです…。すぐ忘れちゃうから書いとこうと思って。

不登校だった息子が、今どんどん変わっていってる。
いや、変わってるというか、もしかしたらこれが彼の本来の姿なのかなって思う。

昨年、不登校だった息子は、五年生になって学校に通い出しました。
フリースクールにも通ってるので、学校は自由登校の日もあります。

夏休みは、お盆休み意外、毎日フリースクール。

授業がない時間は、幼稚園の子たちの授業のサポートをしてるそうです。
先生からその様子を電話で教えてもらいました。



私は、その日、一日中ゲームをしていたというのに……!

その夜、幼稚園から恒例の寝る前ラジオで、息子を褒め称え、
個人的に気になることを聞きました。



え!!!!!
そんなこと考えてるの!?
なんで!?!?



そうなんだ…。

いや…それ…実際のところ、ママもパパも、かーなーり葛藤したんだけどね。それこそ5卍で伝えたいくらい。

「絶対に否定しない。」
違うと思ってもまずは受け止めて、あとから意見を言う。

ソウが不登校のときに、絶対に守ろうと思ってた自分ルール。

親と子どもは別人だけど、親の考えることや行動は、影響するんだなって感じます。

不登校になったのは去年。
まだ一年しか経っていない。

ちょうど去年の夏は、ソウは学校どころか、大好きなゲームもできなくなっていました。つられて私も夫も、ゲーム大好き家族なのに、ドヨ〜ンとしてたね。

まだ間もないのに、ソウは不登校のときの辛い経験を、すでに糧にしてた。

過去をなかったことにしないで。

ただの悲しい思い出にしないで。

ちゃんと、糧に変える力が、この子にはあったんだ。

なのに私と来たら………

夜な夜なゲームして、ゲームしながら次なんのゲームするか調べて…
いやそれもすっごく大事なことだけどさぁー!!!!

書こうと思いました。まずはnoteに。このことを。

ソウは当時より今になってからの方が、そのときの気持ちを話してくれるようになりました。
人って、辛い時は自分でも本当の気持ちがわからないのかもしれないね。


こんなこと言われたけど。
たしかにママとパパは、変わってるって言われるけど。

「変わった」んだと思うよ。

だって、君が不登校になるまでは、
「学校は行かなければならない」
「宿題はしなければならない」
「心配をしなければならない」って、
たくさんのことに、「〜しなければならない」って思い込んでた。

それで、家族を責めたり、自分を苦しめたりしていた。

去年は私もゲームもできないくらい葛藤していたし。

不登校って、みんな理由はバラバラだけど、共通してるのは、
「〜しなければならない」って思い込んでる価値観を壊すことが求められてるってことだと思う。

変わった。変わった。

書こう。書こう。

一個人の不登校の体験談なので、Kindleで自主出版を考えてるんですよね。
ある程度書ききってから、お知らせできたなと思います。

先は長いですが…。
サボり癖があるので、たまに、「まだ〜?」って葉っぱかけてくださいね。

では、またね〜!

川口真目(@kawaguchi_masami



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