見出し画像

がんばることと同じくらい大切なこと。

隙あらばゴロゴロしたくてフリーランスになったカワグチマサミです!

が、ライフキャッチコピーなのに……

去年は、なかなか隙なくてゴロゴロできませんでした。

いろんな…ことが…あって……

・母が脳梗塞で入院
・母につられて父衰弱
・小学四年生の息子が不登校
・学校と話し合いのストレスでダウン
・夫と息子もダウン
・年末一人で大掃除&家事

そしてその間ずっと執筆してました。
名もなき家事妖怪退治しながら、名もなき家事妖怪描いてました。

よかったら試し読んでね。


執筆が終わって、家族も回復して、
年明けくらいにようやく落ち着いて、
ホッとして……

そしたらもう……


なーんもやる気がなくなりました。



仕事の納期ギリギリ!
発信お休み!
家事いやー!!
ゲームして漫画読んでハリボ食べて
ゴロゴロゴロゴロンゴウエエエイ!!!!

1ヶ月くらい、そんな生活をしていたんですけど
そしたら、自然と、

今、書いてます。不思議です。

休んだら、やる気が出るんですね。

当たり前のことだけど、なかなかできてなかったなぁと思います。

無理に、エンジン吹かして、走り続けてたと思います。

去年だけじゃなくて、小さい頃から、ずっと、ずっと。

最近は、「頑張らなくてもいい」という、言葉をよく聞きます。

「頑張らなくても大丈夫」

頑張り屋の息子や、夫にも言います。
講演会でもたくさんのお母さんたちに言います。
私自身にも、言います。

だけど、その言葉を伝えるだけでは、一時的に楽になるだけ。
根本的には変わらない、ということに気づきました。

なんで無理をしてまで頑張ってしまうのか?

その正体を探っていました。
ゴロゴロしながら。


長く休んでるとソワソワしたものがポコポコ出てきました。


フリーランスだから、仕事は安定しない分、焦燥感があるのだと思います。
だけど、それだけじゃない。

焦燥感だけじゃない。

ゲームをしてたら、ポコ。
マンガを読んでたら、ポコポコ。

ポコポコの中をのぞいてみると、

なんだか、重たい、罪悪感。


「何もしない自分は価値がない」


そういう想いから、湧いてきてるのかもしれないポコ。


そう気付けたのは、


いろんな…ことが…あった…からだと思うんですけど。(冒頭)


特に、息子が、大切な人が、傷ついて、弱っていく様子は、本当に辛かった。

息子は、傷ついて、休むこともしないまま、無理に学校に行こうとしていた時期がありました。
その様子が、「頑張らないと愛してもらえない」と思ってるように感じたんです。

そのとき、初めて、本気で、「頑張らなくても大丈夫だよ!大好きだよ!」って息子に言えました。

その言葉は、私自身にも、返ってきました。

だけど、やっぱり人は、頑張らないといけないときがあると思います。
勉強だったり、仕事だったり、育児だったり。
やり遂げたいことがあるとき。

私も駆け出しのころ頑張ったから、フリーランスの仕事をできてる。
息子も頑張って学校と向き合えたから、自由登校ができてる。

特に、ものづくりの仕事だと、「いいもの」を作りたい想いは大切だし、
そのために、時間やエネルギーを使います。

頑張ることも大切。

だけど、頑張ることと同じくらい、休みことが大事。

それを、確認するように、

ゴロゴロゴロゴロゴロしていたんです。

真面目にゴロゴロをしていたんです。

言い訳じゃないんです。多分。

理由がわかると、罪悪感は小さくなりました。
その分、思い切りゴロゴロすることができました。

「めっちゃ頑張ったら、めっちゃ休む。」

これは、今年のテーマの一つです。
頑張り屋さんの家族も、同じ。

ということで、めっちゃ休んだからか、やりたいことも、自然と出てきました。ゲームも漫画もいっぱい買っちゃったし、働かんとな!

どんなことをやりたいかも、ゴロゴロ中に考えていたので、また書きたいと思います。


⭐️『名もなき家事妖怪』(幻冬舎) 
「夫婦関係をよくしたい」、「家族で家事シェアをしたい」、「子どもに自ら家事をしてほしい」人に読んでほしい、家事シェア漫画。

⭐️『子育てしながらフリーランス』左右社 Amazon unlimited無料期間
子育てしながらフリーランスで「いい感じ」で働くまでの赤裸々エッセイとフリーランスハウツーを詰め込んだ一冊。夫婦関係のことも赤裸々に書いてます。

⭐️『みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典』KADOKAWA
育児だけでなく夫婦関係や仕事でも使える自己肯定感を高める声かけの本。重版決定!

この記事が参加している募集

この経験に学べ

サポートしていただいた売り上げは、新しく面白い漫画を描くための活動資金とさせていただきます。いつも漫画や記事を読んでいただき、本当にありがとうございます!