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「金持ち貧乏デザイナー2」レポ

スキあらばゴロゴロしたくてフリーランスになりました。カワグチマサミです!

エッセイ漫画や、イラストレーションを描いたり、

こんなお仕事してます。

「その日、その瞬間、好きなことをして生きる」がモットーです。

そう、この日も、ツイッターを見て…


これは…!
前回大好評だったイベント「金持ち貧乏デザイナー」の続編じゃないかー!


ポチ

ハイ、参加即決。

前回の「金持ち貧乏デザイナー」レポはこちら。


オンラインでは暗黙の了解とされていた「クリエイターのお金の話はタブーだよ」がぶっ壊された幻のイベント…

「金持ちデザイナーと貧乏デザイナー」!!!

オンラインだけど、内容濃すぎるのでライブ配信のみ!

イベント主催者の前田高志さんは、一流のデザイナーで、350人以上のコミュニティを運営してて、本当にすごい人けど、親戚のおじさんみたいにフランクです。一緒にコスプレしたことも。


(なお、この時マエダさんはカツラ忘れるという暴挙)


ゲストのカワバタコウスケさんも、これまた一流のマーケテイングもできちゃうデザイナーで、デザインめっちゃカッコ良くて、見た目もカッコいいけど、初めて見たときパンツでした。

モザイクパンツ(前田デザイン室の企画)のカワバタさん探してみたけど、Twitterには上がってなかったので、私は初対面でとても貴重な瞬間を見たんだと思う。


そんな二人のクリエイター事情爆裂トーク!!


今回は3人コンサル枠がありまして、応募しちゃいました。


お二人に私が聞きたかったことはずばり…!


・クリエイターの発信場所からのマネタイズ
・やりたいことが時ぼれずブランディングわかんない
・漫画家が出版社に依存せず食べていく方法
・他にもいっぱい胸いっぱい

ですが、質問する時間は30分しかないので、迷ったときのフォロワーさん!どの質問がいいかアンケートで聞いてみました!

その結果はコレー!

ジャンッ!

「クリエイターの発信場所からのマネタイズ」

私も超気になってます。
このデジタル時代、永遠のテーマですよね。

こちらを中心に質問させていただきました。

うろ覚えですのであしからず!!!

クリエイターの発信場所からのマネタイズについて質問してみた。


カワグチ:昨今、クリエイターが発信するプラットフォームの炎上が絶えません…。
私も含めてクリエイターさんたち不安になってると思います。
これからどこで発信していけばいいでしょうか!?



おおー!同じ意見きたーーー!!


カワグチ:…!!!
(わかってる。わかってた。でも…こちとら古代人レベルのデジタル音痴!ワードプレス2回挫折してんだよ!)

しかめっつらでブツブツ話していると…

カワバタ:最近はワードプレスも作りやすくなってますし、外注したらいいんですよ。

カワグチ:外注します。(即決)

ちなみにカワバタさんのLPページ制作費は、ゲーム何個変えるのか計算つまづくほど高かった。それくらいの素晴らしい価値がつまってるのです。

マエダ:コンテンツを発信できる人ってすごいんだよ。漫画でも何でも。カワグチさんはメディア持ったほうがいい。

カワグチ:…そっかぁ。仕事で依頼されたコンテンツ発信だと、色々考えたりプレッシャーもあるけど、自分のメディアならマイペースに運営できるもんね。そう考えたら、楽しそう!

カワグチ:でも、お金になるまでは時間かかりそう…。

マエダ:お金は、はじめはあまり考えなくていいんじゃない?どんなこともすぐにマネタイズすることは難しいと思う。

カワグチ:確かに。ブログも数年かけて育てるものだって聞くし。イラストレーターとして安定して活動するまでも5年くらいかかったし。お金になる木を育てるのってコツコツ時間かかるよね…。

カワグチ:わかりました!少し、いやクッソ面倒臭くても、自分のメディアを作ろうと思います!どこかのプラットフォームに頼ることで、何かあっても文句言えないもんね…モニョモニョ…。


カワバタ:あとは発信する場所で人は変わりますから。
Twitter、Instagram、Facebook、SNSはそれぞれユーザーの属性を把握することが大切です。

カワグチ:なんとなく色んなアカウント持ってるけど、実際どんなユーザーさんなのかは調べたことないなぁ。

カワバタ:発信する場所を考えるとき、どんな作品を、どんな人たちに読ませたいか?など目標を考えてから逆算します。


カワグチ:逆算ーーー!!?これがマーケティングってやつぅ!?
そういう目標を建てたりって、ちゃんと考えたことなかったぁ!

マエダ:そういうの苦手なクリエイターは多いよね。

カワグチ:苦手代表!!!

カワグチ:うーん…でもそうか…少し考えてみよう。

例えば、たまたまSNS連載からウケて、今商業誌で書き下ろしをしてる「隙あらばゲームしたくてイラストレーターになりました。」

この作品は数年たった今でも、カワグチマサミの代表作になっています。
それはなぜなのか?

内容は、イラストレーターになるまでの赤裸々な社会不適合漫画…。

あっ!

作品を読んで欲しいユーザーは、「イラストレーターを目指している人」、「フリーランスを目指してる人」

「社会不適合な人」

それはつまり、ツイッターランドの住人…!

なるほど。偶然にも、自分の描きたかったことと、ユーザーの場所がマッチしていたんだ。Instagramとnoteもアップして、そこそこ反応はあったけど、Twitterが一番反応よかった。

ちなみに…
現在は、SNSから見つけてくれた竹書房さんの「本当にあった愉快な話」で、タイトル変更して「人に傷つける絵しか描けない私がイラストレーターになった話。」で、連載中です。

マネタイズまでに3年くらいかかりました。
そしてSNSで更新してた頃より本気で頑張って描いてますが、人気投票あんまりよくないみたいです。媒体変わると難しい(涙)

カワバタ:うーん。作品にはヒットする理由があって、それは
「品質」と「仕掛け」なんですよね。いいものでも、売れないこともあります。

カワグチ:「品質」と「仕掛け」とな!!

カワバタ:僕は仕掛けを作る人です。


カワグチ:確かに、面白い作品って思っても、辞めていった漫画家さんをたくさん見てきました。頑張って作るだけじゃダメなのかな…。
でも、売れるためだけの作品を作ろうとするのもなんだかなぁ…。

カワグチ:もう、全てを忘れてゲームしよっかな。

マエダ:好きなことやればいいよ。描きたいことを描けばいい。それがうまいく。


カワグチ:マエダアアアア!!!!

マエダさんは、いつも変な格好してるし、眠たそうだけど、ここぞというときに真っ直ぐな言葉をくれます。

カワグチ:だよね。ですよね。そうじゃないと楽しくないもん。楽しくないとクリエイティブできない。

仕掛けだけじゃなくて、品質も大事。
品質がよくなければ、仕掛けも失敗するだろうし、もし大きな仕掛けを作って成功に見せても、ユーザーは気づくはず。

品質×仕掛け=売れる(可能性高)


マエダさんが言うように、
思い切り描きたいことを描いて(品質)

カワバタさんが言うように、
作品のユーザーに合ったプラットフォームで発信する(仕掛け)



今は、漫画を発信する場所は、商業誌(本)以外にも、ウェブやアプリ、たくさんの発信場所があります。メディアを自分で作ることも。
それは活躍する場所が広がったっていうこと。
その中から、自分の作品に合ったユーザーのいる媒体を見つけるといいかも。

でも活躍の場が広がった分、大手出版社のように、「仕掛け」はしてくれない。
ことのほうが多いんじゃないかな。

クリエイターは、「自分(の作品)を、どう知ってもらうか」を考えて行かないといけない時代になった。

でも、漫画を描きたいっていう思いがある限り、チャレンジし続けるしかない!

カワバタ:トライ&エラーは何度でもしていいですから。
それに個人だとやりやすいですよね。

カワグチ:トライ&エラー!SNSはまさに挑戦できる場所ですね。気軽にタダでできる!

マエダ:なんならさ、漫画に囚われずに挑戦するのもいいんじゃない?
ほら、いつも話してる、あれなんだっけ、ほら…

カワグチ:乙女ゲーム!!!(恋愛シミュレーションゲーム。カワグチは異世界転生世界救う系ゲームが大好きだよ!)

マエダ:あ、そうそう。乙女ゲームをプロデュースするとか。本気で。

カワグチ:え〜楽しそう!!!楽しそう〜!!!
でも最近は出雲王国にハマってて出雲王国ってのは…

マエダ:あ、そろそろ時間やばい。

カワグチ:あぶね、止まらなくなるとこだったわ。


カワグチ:お二人とも、ご相談乗っていただき、ありがとうございました!


とっても貴重な意見をいただきました。

本当はもっと貴重アドバイス祭りだったんですが
カワグチの記憶バンクはここまでが限界…!

他にも、参加者の方が素敵なレポ書いてくれてます。
Twitterで「#金持ち貧乏デザイナー」で検索すると見れるので、そちらもぜひ参考にしてくださいね!

次回のイベントも楽しみにしてまーす!

では、またね〜。


カワグチはだいたいTwitterにいるので気軽に声かけてね。

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