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カレーライスが一番似つかわしくない店で「かあちゃんの味カレーライス」のネーミングに心理誘導された結果【食べログに遺された生の記録・マガジン】

2010年07月05日(月曜日)訪問
熊谷のデンキチ近くにお迎えに行ったついでに、遅めの昼食をとることになって、連れてこられたのがこのお店。

「いっちょう」という名前は初めて聞きました。
群馬、埼玉方面で精力的に店舗展開していているようです。
外観は高級料亭のような感じですから、連れられてこなかったら(※あるは食べログを参考にしなかったら)自ら足を運ぶことはないお店です。
Web Pageには_美食、美酒小路 いっちょう 一銚
と表示されています。
箸袋には_いっちょう 萬家 YOROZU-YA
と印刷されています。

ネーミングからは、何をコンセプトにしているのかちょっと分かりにくいのですが、経営者のコンセプトらしきものは、店内の設計からなんとなく伝わってくるようです。

戸を開けると和風の異質な空間があらわれます。オープンな座席ではなく、迷路のような廊下個室があるという感じです。
真昼間からほの暗い個室に通されてしまうと、本能的に焼酎を注文したくなったのですが、仕事なので我慢しました。
周りの雑音が殆ど聞こえないので、とても落ち着いて食事をすることができました。
お茶や、水はセルフサービスで、端末でオーダーします。
あたしにとっては操作がちょっとわかりづらかったですが、メニューに操作方法が書いてありますから問題はないと思います。
ただし、注文確定してしまうと端末ではキャンセルできないので、その時は店員さんを呼ばなければなりません。

端末でのオーダーはとてもよいと思いました。
忙しく動き回っている店員さんを無駄に呼ぶこともないので、双方にとってメリットがあると思います。
端末の操作が直感的にわかるようにしてもらうと、グッドです。
※今後に期待したい。

あたしは、メニューの説明があまりにも郷愁を誘うので、つい
「かあちゃんの味カレーライス」を注文しました。
「かあちゃんの味」のキーワードがついてなかったら、決して注文していなかった一品です。

メニュー写真と実物の色味が違います。出てきた瞬間に味が想像できたほど。残念ながら、あたしの想像した昔懐かしいカレーライスの風味かと思ったのですが、ちょっと違いました。
これだけが、心残りでしたから次回は、カレーライス以外の料理をレポートしてみたいと思います。

いっちょう@熊谷太井店



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