【初出版『最強の法則』100plus】vol.143:ネットメディアでバズらせる
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「1億総出版時代」を生き残る。
そのための宣伝プロモーション戦略、戦術をどうするのか。
3回前から一つ一つのメディア・SNSの特性を見ており、前回は雑誌でした。
今回はネットメディアを取り上げます。
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ネットメディアは玉石混交ですが、総じて言えるのは、即効性があることです。
記事の内容が読者ターゲットにフィットすれば、「ポチ」=即購入となります。
記事の中に基本的にネット書店へのリンクがあるからです。
著者にとって一番嬉しいのは、有力なネットメディアに掲載された記事が、Yahoo!ニュースに転載されることでしょう。
よくSNSでも「Yahoo!ニュースに取り上げられました!」という報告が出ています。
ベストセラー、価値のある書籍として認められた感があるんでしょうね。
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また、経済・ビジネス系のメディアで言えば、
東洋経済オンラインやダイヤモンドオンライン、NewsPicksなどは、
記事掲載によって書籍の格が上がる印象があります。
同系統の書籍の著者の多くが掲載を狙うため、狭き門ですが、
一部の出版社や編集者は掲載枠を持っているとも聞いています。
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ここ数年、影響力を増しているのが、
「中田敦彦のYouTube大学」を代表格とした書評YouTubeチャンネルです。
書店の店頭でも、書評チャンネルに取り上げられた本が、
ポップ付きで大量に並べられているケースは珍しくありません。
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いずれにしても、ネットメディアで掲載されれば瞬間的にバズる可能性はあります。
私も分野に応じてネットメディアや有力YouTubeに献本して、取り上げられた経験が何度もあります。
爆発的に売れたことはないですが、宣伝材料になりますし、著者の自信になったことは間違いありません。
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次回は、ラジオをはじめとした音声メディアを取り上げます。
この記事を読んだあなたが、
たくさんの素晴らしい本にめぐり逢えますように。
そして、出版するチャンスを掴めることを心から願っています!
書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。