【初出版『最強の法則』100plus】vol.136:ベストセラー本の売り方をパクる
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vol.130から「1億総出版時代」を生き残るための戦略をお話しています。
第一に考えることは、継続して何冊も出し続けること。
そして、売れ続けることです。
その際の具体的な戦術として、下記の3つを考える必要があると述べました。
・企画
・出版社へのアプローチ
・宣伝プロモーション
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今回からは、宣伝プロモーション戦略・戦術を考えていきますが、
その前に、やっていただきたいことがあります。
それは、売れている出版物をチェックすること。
その内容と売り方(売れ方)を自分なりに分析しておくことです。
いわば、売れている本をTTP(徹底的にパクる)する準備をするのです。
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何がベストセラーなのか、毎日のようにメディアで発表されています。
Amazonを見れば、総合も分野別も毎時間、ランキングが変わります。
自分の詳しい分野、関心のある分野でかまいません。
ランキングに載っている本を分析してみましょう。
売れている本はなにか。
なぜ売れているのか。
テーマ?
切り口?
著者の知名度?
タイトルがいいな。
装丁も目立つ。
試し読み読んだけど、内容が斬新だ!
この新聞広告、目立つなあ。
などなど。
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そうした分析から何が見えるのでしょうか?
ベストセラーになっている本の「売れている理由」がわかります。
いわば「ベストセラーの法則」です。
この際、その分析が当たっているかどうかは別問題ですよ。
そして、あなたの著作で、その法則をTTPすればいいのです。
すべてをまねることはできないでしょう。
しかし、何か見えるはずです。
切り口やタイトルは、こうすればいいんだな。
あのプロモーションは効果がありそうだ。
そんなことからで構いません。
ぜひ、自分の本をつくるときに活かしましょう。
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次回は、宣伝プロモーションの戦術を考えるときにやるべきことをお話します。
この記事を読んだあなたが、
たくさんの素晴らしい本にめぐり逢えますように。
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