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【初出版『最強の法則』100plus】vol.152:著者になってほしい人BEST3-②

前回から、編集者が「出版してほしい」と思う人、あるいはその判断基準をお話しています。
私の基準は下記の3つです。

⑴数字で表せる実績がある
⑵読者に未来を見せられる
⑶独自性を持っている

前回は⑴を解説しました。
今回は、「⑵読者に未来を見せられる」とはどういうことか、お話します。


読者はなぜ、本を買うのでしょうか。
なぜ、何時間もかけて読むのでしょうか。

読者は書籍に対して、自分の不安や悩みを解決したり、願望を叶える方法・手段を求めます。
「営業成績をあげたい」
「人間関係をうまくつくりたい」
「老後のお金に困らないように」
「痩せたい」

書籍は、その不安・悩み・願望に対して解決方法を示す必要があります。
そして、その本を読むことにより、読んで行動を起こすことにより、
望むような結果が得られると信じてもらう必要がある
のです。
それが「読者に未来を見せる」ということです。


ダイエット本を例にとって説明しましょう。

ダイエットすることで得られる「素晴らしい未来」とは何でしょうか?
ただ単に体重が減って、スリムになった体を手にいれる――それだけではないはずです。

健康な体を手に入れる。
異性にモテるようになる。
憧れのブランド服が似合うようになる。
好きなものを好きなだけ食べられる。
自分に自信がつく。

読者はおそらく、そんな未来を思い描いているはずです。
その本を立ち読みして、未来が見えた瞬間に読者は本を買うのです。

いかに素晴らしい未来予想を見せられるか。
それが著者になれるかどうかの条件
です。


次回は、「⑶独自性を持っている」とはどういうことか、お話します。

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