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【初出版『最強の法則』100plus】vol.142:雑誌の「コアな読者」にアピールする


「1億総出版時代」を著者として生き残る。
そのための宣伝プロモーション戦略、戦術をどうするのか。
2回前から一つ一つのメディア・SNSの特性を見ており、前回は新聞でした。
今回は雑誌を取り上げます。


雑誌に掲載される場合、大まかに2種類の出方があります。
①雑誌側からのオファーで取材を受け、掲載
②有料のパブリシティ記事として掲載

②は、有名な雑誌では数十万円単位の費用がかかるケースが多いので、
資金が豊富な方以外はお勧めしません。


望ましいのは①ですが、そうそう簡単にオファーは来ません。
とはいえ、掲載の可能性がある雑誌をピックアップして、
出版社の編集者と確認しながら、献本しておくべきです。
もちろん、企画を立てて売込みをかけても構いません。

あなたの書籍の分野に強い専門誌はもちろん、
一般誌で書評のある雑誌もピックアップ
します。
あなたの書籍の読者ターゲットに近い層が読者であると推測される雑誌を中心に、セレクトしましょう。


私も献本リストを書籍ごとに入れ替えながら、必ず送るようにしています。
PR会社を使って企画の売込みに成功し、著者の一代記を連載してもらったこともあります。


雑誌が強いのは、読者がセグメントされていることです。
部数は年々減少の一途という雑誌が多いですが、
その分、数万人単位のコアなファンをつかまえているという見方もできるわけです。
あなたの書籍が響く読者がいるはずです。

Webでのビジネス展開がうまくいっている雑誌もあります。
最近ではサイト情報は定期的に更新して、紙の雑誌は不定期に発行するメディアもありますので、注意深くリサーチしてみましょう。


次回は、ネットメディアを取り上げます。
この記事を読んだあなたが、
たくさんの素晴らしい本にめぐり逢えますように。
そして、出版するチャンスを掴めることを心から願っています!

書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。