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【マネジメント×SDGs 012】ロボットを悪者にしたくない

SDGsのセミナーなどを行う際、
SDGsの考え方である、ゴールを設定してどうやってそのゴールを達成するかというバックキャスティング(或いはバックキャスト)の考え方を説明します。※参考:バックキャスティング

その後、将来なくなると言われている職業や新たに生まれた職業等を説明して、自分の将来おかれる世界がどのような環境なのかイメージしやすいようにしています。※参考:将来なくなる職業

ゴールまでの道筋をどのように具体的に考えるかを説明するためなのですが、ともすると、不安を煽る格好になって、もっともっと前向きに考えて貰いたいという気持ちになります。

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ロボットやインターネットという技術は、あくまでもテクノロジーであって、使うものという範疇からはどうしても出られません。勿論、「PCに話しかけてしまう人」に代表されるように擬人化したり、「ゲームをしながらつい声を出してしまう人」のように感情移入という事はあります。

そうしているうちに映画の"マトリックス"のように視点の違いでいつの間にか使われているって事になるかもしれませんが。。
※参考:マトリックスは何が凄かったのか
 

どうやって前向きに考えるかというと、ロボットは何が得意で、
人間は何が得意なのかという事を仕組みとして知るという事が大事だと考えています。

例えば、micro:bit v2.0などを使って簡単なところで遊びながら仕組みを理解しておき、作る側の得意な分野と、動作する側の得意な分野を理解するという事かと思います。
※参考:micro:bit v2.0を使って連打ゲーム


世代的な話で恐縮ですが、ファミコンが流行していたころ、
連打だけを競う”シュウォッチ”なるものが流行りました。
※冒頭の写真です。懐かしい。
ちょっと前ですが、コロナ禍で”あつまれ どうぶつの森”が売れていました。
ここで、結局のところ、使う人を楽しませる仕組みを想像していたのは人であり、遊んでいたのも人です。


どうすれば楽しめるかというゴールに対して、
何を使うかって考えた時に、仕組みを考える、組み合わせるという事は
人が得意な分野のように思います。

つーのが、私の現段階の前向きな理解です。

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