無理せず生きてみる
川口市出身の自称読書家 川口竜也です。
いつまでも落ち込んでなんていられません。誰が見知らぬ男の愚痴なんて聞きたいのか。
少なくとも、今の考え方のまま過ごしていて、現実が好転するとは思えない。だから行動から変えていこうと思った。
そこで、先日読書会でオススメして頂いた樺沢紫苑さんの「ストレスフリー超大全」ダイヤモンド社 (2020)を紐解く。
何度か紐解くカーネギーの「道は開ける」の中には、悩みをかかえた人間は絶望感に打ち負けないために、身を粉にして活動する、常に忙しい状況にするという考え方がある。
だが心が澱んでいる間は、何を挑戦しても心が昂らないものである。それゆえに、身近にできることから少しづつ行動していこうと思い、手に取った次第。
ひとまず実践しようと思ったことは二つ。
一つ目が、規則正しい生活をすること。
具体的には「睡眠」「運動」「食事」に気にかける。それだけでも変わる。
確かに、現場作業員時代は割とストレスのない日々だった。川口市にいた頃はジムやプールに通い、近所に飲食店やコンビニもないため外食を殆んどせず、仕事で疲れてぐっすり寝ていたもの。
だが都内で暮らすようになってからは、運動らしい運動もせず、食事を外食やファストフードで済ませ、電気を点けたまま寝落ちすることも多い。
これはまずい。確実にストレスに満ち溢れた生活を送っている。
ひとまず書かれていた通りにまずは運動してみた。昨日は帰宅後、ランニングウェアに着替えて、軽くストレッチをして、近場を20分ほど走る。
村上春樹さんの「走ることについて語るときに僕の語ること」文藝春秋 を読んだからか、走る間にも考え事をしてしまう。とは言え、ネガティブになることはない。
運動すると、当然汗をかく。嫌でもシャワーを浴びたくなる。お恥ずかしい話最近寝落ちして朝にシャワーを浴びることが多い。
久々に狭い浴槽にお湯を張り、ゆっくりお風呂に入る。森見登美彦さんの「恋文の技術」ポプラ社 を読みながらゆったりと過ごす。
そしてしっかりと食事を摂る。実家暮らしの間に料理は覚えた。一汁三菜は厳しいが、少なくともバランスのいい食事を心がける。
運動してゆっくりお風呂に入ったおかげか、自然と睡眠モードに入る。久々に心地よく眠りにつく。それだけでも大分調子がいい。
二つ目が、他人と比べないこと。
ここ最近の記事を見返して思ったのが、自分は周りと比べすぎている。周りの人が凄いから、近くにいれば自ずとそのような人になろうと努力するという考え方もあるが、今の私にはむしろ逆効果。
一旦距離をおいて、周りの人々と比べるのではなく、昔の自分と比べてみる。
一人暮らしを始めたこと
コミュニケーション力がついたこと
パソコンのスキルが上がったこと
本を読むジャンルの幅が広がったこと
たくさんの仕事を経験したこと
読書会を開催していること
Noteを書き続けいていること
こうやって書いていると、なんだ自分も結構進歩しているではないかと思うようになる。他人と比べたらそうでもないようなことも、過去の自分となら確実に進歩している。
今は無理せず生きる。そして落ち着いたら、また踏み出していこう。それではまた次回!
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