ハードカバー(攻撃力+8)
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
今朝のことです。満員電車だろうが構わず本を読み耽るのですが、前に座っていた男性が立ち上がった際に、私の読んでいたハードカバーの角と頭がぶつかる感触がした。
先方も結構勢いよく立ち上がったし、なんか小気味いい音が鳴った。文庫本ならまだしも、400頁以上のハードカバーだったから、結構痛かったと思います。
もし心当たりのある方がいらっしゃいましたら、その節は大変失礼いたしました。
ガルシア=マルケスの「百年の孤独」は、そこらの本よりも重みが違うだろう。
それはそうと、ハードカバーの本を持ち歩いていると、読んでいると言うよりは、装備しているような感覚も覚える。
ただでさえ魔導書のような装丁で、400頁以上もある。車内でハードカバー片手に「すいません、降ります」と言えば、どんなに満員状態であっても道は開ける。
こんな市街地で、流石にエンカウントはないと思うけれども(そもそも誰と?)、ハードカバーの本を持っているときは、文庫本よりは攻撃力が通常攻撃が高いだろう。
もしかしたら、作家やタイトルに応じて、特殊効果も付与されるかもしれない。文豪ストレイドッグスみたいに、カッコいい技が使えるようになるかもしれない。
それか荒木飛呂彦さんの「ジョジョの奇妙な冒険」第3部に出てくるトト神ね。持続力だけは「A」だから。
その上、防御力も高い。恐らく、物理攻撃だったら良い感じに防げるだろう。やれやれ、胸にハードカバーを仕込んどいてよかったゼって(どういう状況?)。
だが過信してはいけない。いかにも防御力が高そうなハードカバーであっても、流石に近代兵器には勝てない。
いくらハードカバーの本を持っていても、戦いは避けるべきだ。争いは何も生まない。
自分の戦闘力を過信してはならない。それではまた次回!
まぁ、戦う気は全くないけれども。
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