見出し画像

4月16日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

4月16日の午前に開催した「東亰讀書倶樂部」読書会の報告です!

この日は新規が3名、リピーターが2名の合計6名で神保町のカフェにて読書会。写真にはない漫画の話で盛り上がる。世知辛い人生、時にはキュンキュンするようなときめきが必要なり。柴犬の主張がちょっと強い。

読書会終了後に撮影

・紹介して頂いた本

石原雄「世界の終わりに柴犬と」KADOKAWA

世界は崩壊している中、女子高生と柴犬が放浪する。しかもこの柴犬、なんと喋る。さらに宇宙人も河童もいる。だけど、人間はひとりもいない。女子高生と様々な生物の会話劇を楽しむのだが、その内容が哲学や思想を踏まえていて、ちょこっと勉強になる。

阿川佐和子「いい女、ふだんブッ散らかしており」中央公論新社

前にベストセラーになった「聞く力」の著者によるエッセイ。誰にでも起こる日常的なことに対して、素直に書くところに共感できるし、励まされる。

三浦しをん「きみはポラリス」新潮社

恋愛をテーマにした短編集。キュンキュンするものあり、ミステリーやギスギスするものもあり。主人公を真正面から捉えていないけれども、何故か視点が分かる。夜寝る前におすすめ。

余談だが、過去のエッセイにオダギリジョーさんが好きだと語る三浦しをんさん。その後「舟を編む」で出演していたため、念願が叶ったのだなと、こっちまでちょっとうれしくなる。

青山美智子「お探し物は図書館まで」ポプラ社

「らんま1/2」に登場するパンダみたいな印象の図書館の司書さん。だがパソコンのタイピングは「北斗の拳」のケンシロウ並みに速い。本を借りに来た方々は、どこか心に悩みを抱えている。求めている本に加えて、その悩みを癒すような本を差し出してくれる。

「こうじゃなきゃいけない」と考え続ける限り、人生のメリーゴーランドからは抜け出せない。そこから抜け出す方法は分からないけれども、抜け出せたら自由なんだなと思う。

矢沢あい「天使なんかじゃない」集英社

主人公 冴島翠とやさしいヤンキーの須藤晃のコッテコテの恋愛漫画。俺が少女だったら、こんな男がいたら確実に惚れる。日常に彩りを与えてくれる、恋愛漫画も是非。

4月の読書会スケジュール

4月29日(土) 13:00~18:00
文学×ボードゲーム会
4月29日(土) 19:00~22:00
飲み有り読書会 BOOK & BOOZE!

ご興味ありましたら、コメントやPeatixにて是非お待ちしております。皆沢に会えるのを心よりお待ちしております(*^^*)

・注意事項
こちらの読書会は、神保町ブックセンターのカフェにて開催しておりますが、運営元のUDS様の主催とは別のイベントでございます。
お見かけした際には店員さんやスタッフさんにお伺いせず、直接主催者にお声掛け下さい。

今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。