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自称読書家とプロ読書家

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

自分自身のことを長らく”自称”読書家と名乗ってきたものの、はてそもそも本物の読書家とは一体何なのかとふと考えた。

正直、本は「たしなむ程度」には読むだけで、1日1冊とか月に何十冊とかいう本は読めない。自己啓発本とかなら、まあ頑張れば出来なくもないが。

よくプロになるためには1万時間の法則があると言われている。何事も10,000時間継続して鍛錬すれば、プロレベルのスキルは身につくという。

だが、読書においてプロとは一体何なのだろうか。いわゆる本物の読書家とはどんな人のことを指すのだろうか。

調べていく内に見つけた”プロとアマの違い13箇条”に沿って考えてみようと思う。

プロとアマの違い13か条

プロとアマの違いを分けるマインドが13個あるという。大和ハウスの樋口会長の言葉が徐々に変化していったらしい。順に一つひとつ考えてみる。

プロは「人間的成長を求め続ける」が、アマは「現状に甘える」

プロ読書家は、本を読むことによって自己価値を高めようとする。
自称読書家は、その日暮らしに本を読む。

プロは「自信と誇り」を持つが、アマは「ぐちっぽい」

プロ読書家は、読書家であることに誇りを持っている。
自称読書家は、読書なんて所詮は余暇時間の使い方と思っている。

プロは「常に明確な目標を指向」するが、アマは「目標が漠然としてる」

プロ読書家は、この本を読むことが自分の人生に何の役に立つか、何を得るために本を読むのか前もって決めている。
自称読書家は、手当たりしだいに本を読む。

プロは「他人の幸せに役立つ喜び」のために、アマは「自分が傷つくことを回避する」ため

プロ読書家は、自分が本を読むのは自分以外の誰かを幸せにするためだと心得ている。
自称読書家は、人とのコミュニケーションを避けるために本を読む

プロは「可能性に挑戦し続ける」が、アマは「経験に生きる」

プロ読書家は、自分が今まで知らない世界や知識を広げるために本を読む。
自称読書家は、昔読んだ本と同じような本を選ぶ。

プロは「思い信じ込むことができる」が、アマは「不信が先にある」

プロ読書家は、この本を読めば自分の仕事や人生に役に立つと信じている。
自称読書家は、こんな本を読んでも意味がないと遠ざける。

プロは「自己訓練を習慣化」するが、アマは「気まぐれ」

プロ読書家は、毎日本を読むことを仕組み化している。
自称読書家は、気が向いたら本を読む。

プロは「時間を有効に習慣化」するが、アマは「時間の観念がない」

プロ読書家は、時間を決めて効率よく本を読む。
自称読書家は、だらだらと本を読む。

プロは「成功し続ける」が、アマは「失敗を恐れる」

プロ読書家は、読んだ本を仕事に活かすことにより成功体験を積む。
自称読書家は、読んで終わり。

プロは「自己投資を続ける」が、アマは「享楽的資金優先」

プロ読書家は、自分にとってメリットになる本を読むことで、レバレッジをかける。
自称読書家は、読みたいと思う本を、読みたいだけ読む。

プロは「使命を持つ」が、アマは「途中で投げ出す」

プロ読書家は、一つの目的(夢やビジョン)のために本を読む。
自称読書家は、役に立つ本よりも面白い本を選ぶ。

プロは「出来る方法を考える」が、アマは「できない理由が先にでる」

プロ読書家は、どうやったらこの主人公や著者のようになれるかを考える。
自称読書家は、所詮はフィクションと捉える。

プロは「自分のシナリオを書く」が、アマは「他人のシナリオが気になる」

プロ読書家は、何のために本を読み、この経験が後にどんな意味をもたらすか、筋道がはっきりしている。
自称読書家は、周りが好きな本を読む。

以上が、プロとアマを分ける13か条である。

もっとも、ここでのプロやアマの定義は、仕事や実業で成功を分けるマインドであって、アウトプットすることが前提の考え方である。

これを作家になるためになどの視点で考えたら、また違う捉え方ができるかもしれない。

ただまあ、書いてみて思ったのは、個人的には別に自称読書家でもいいなと思った(笑)。気ままに読む方が、私らしい。それではまた次回!

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