なぜ読書を馬鹿にされるのか
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
Noteのおすすめ記事をいくつか読んでいたら、タイトルからして気になるものがあった。
電車を待つ間、会社の同僚に本を読んでいる姿を見られ「え、本とか読んでるんですね。やばい笑える、超真面目」と笑われたという聡子さん。その後しばらく通勤時に本を読めなくなったという。
馬鹿にされるという言い方が正しいかはわからないが、本を読んでいるだけで、優等生ぶっているとか、真面目だとか言われることは多々ある。
以前電車で移動中、することがないから一人本を読んでいると、一緒にいた知り合いから「電車の中で本読むとか昭和かよ」と言われた。何が昭和なのかもよくわかないけれども。
それは近くに知り合いがいるのに、本を読んでいるあなたが悪いんですよと言われるかもしれない。でも知り合いもスマホをいじっているし、別に一緒にいるから会話をするわけでもない。
私にとっては、電車に乗っている時間は絶好の読書時間。スマホはバッグの中にしまいっぱなし。どうせ着信が掛かってきたところで出れないわけだから、スマホをバッグに入れて不自由なことはほとんどない。
近場に出かけるときでも、財布とスマホとともに、ポケットに読みかけの本を忍ばせている。本を持っていないと落ち着かない。
一方で知り合いの中には、スマホをショルダーケースに入れて、いつ電話が来てもすぐ出られるようにしている人もいる。早いことは仕事ができる証拠だという。
そのような人からしたら、真っ先に本を読むことを選ぶ私の姿は、古臭いとも見えるのかもしれない。そもそも古本自体、古臭い芳醇な香りもするわけでありまして。
まぁこれは価値観と言うか、優先度合いの問題なんだとは思う。
別に相手も、本を読んでいる姿を馬鹿にしているわけではないのだろう。本を読んでいるこちらの受け取り方も、若干あるかもしれない。
読書して偉いとか、真面目だねとか言われることが多いから、どこか本を読む姿に対する評価に関して、素直に受け取れないのかも知れない。
でも流石に聡子さんのように「やばい笑える」とか言われたら、なにわろとんねんって返してしまうかもな。
逆に読書する姿の何が面白いのか、聞いてみたいところもあるけれどもね。
私に限って言えば、単純に、普段から落ち着いていると見られる(年相応に見られない)から、余計に昭和生まれな雰囲気を醸し出しているのかもしれない。平成生まれなのに。
まぁ、電車の中で本を読む姿の何が昭和なのかはやはり謎である。それではまた次回!