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神保町古本まつりに行く(二度目)。

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

3連休初日は(いつも通り)神保町へ。神田古本まつりが最終日とあって、街はいつも以上の賑わいを見せる。

出版不況とは言われてはいるけれども、古本祭りや出版関係のイベントに参加すると、読者はいっぱいいるんだなといつも思う。まぁ関係者じゃないから、細かいことはわからないけれども。

何だかんだ言っても、やっぱりこれだけ本が好きな人がいるんだと思うと、安心する。私だけじゃないんだなって、勝手に共感してしまう。

それに本好きが多いってことは、当然読書会の見込み客も多いってことでもある。年齢層は幅広いし、顧客規模も小さくはないのだと思う。

それはさておき、古本市に行く度に、私の知らない世界がまだまだ広がっているんだなと思う。

「この神保町にはどれだけの『世界』が封じこめられているのだろうか」

森見登美彦「熱帯」より抜粋

自分が紐解くことができる世界には限りがあるし、その全てを知るのは不可能だろう。もしかしたら、一度も紐解かれることなく役目を終えてしまう本もあるかもしれない。

だからこそ、1冊でも多くの世界を知りたい。死ぬまでに、1つでも多くの世界を知りたい。

カッコいいこと言っている気もするが、本が好きな人ってみんな少なくともそういう根源があると思う。でなければ、あれだけの人が神保町に集まることもないだろう。

まぁ、先週かなり爆買いしてしまったこともあり、今日はジュール・ヴェルヌを2冊買うに留めた。好きな作家であっても、まだまだ知らない作品ばかりなんだなぁと思った次第。それではまた次回!

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