読書そのものが幸せなのよ。
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
何の脈略もないのだが、以前読んだ自己啓発書の中に、自分がどんなときに幸せを感じるか考えてみようという言葉を思い出した。
寝る前に今日の頑張ったこと、達成したこと、喜びを感じたことを思い浮かべるだけでも、人生の幸福度は上がるらしい。
実際、自分にとって楽しいことや、幸せだと感じる時間はあっという間に過ぎていく。それくらい集中・熱中していることは、いくらでも続けられるから仕事や趣味に活かすべきという説もある。
逆に嫌なことをしている時間は1分でも長いし苦痛である。私の場合、テレアポ時代は毎回架電時間が短くて気が滅入っていた。保留時間もっと長くならないかなといつも思っていた。
私にとって幸せを感じる瞬間として真っ先に思い浮かべるのは、やはり読書である。心温まる作品はほっこりする。読了時の"満たされた感"は何度味わっても幸せである。
美味しい料理を食べたときも幸せである。お酒があるとさらに良い。それを作ったときは最上である。
充実した一日を過ごした時も幸せを感じる。予定通りにスケジュールをこなした日は、浴槽にお湯を張ることを自分に許可する。満足して眠りにつける。
読書会で人に会うのも良い。好きなことを語れる人しかいないからこそ、ストレスを感じることなく、人と交流ができる。これが毎日だとちょっと苦痛かもしれないが。
だからこそ、何もしない時間を過ごした時も良き。何もせず公園のベンチでボーとしたり、原っぱで横になったり、ただただ街に流れる音楽に耳を傾けたりと。
勿論、何に幸せを感じるかは人それぞれである。
人によっては、毎日のように誰かと会話したり、一緒に遅くまで仕事をすることに幸せを見出す人もいる。
最近、菅野仁さんの「友だち幻想」筑摩書房を紐解いていることもあり、ちょっとばかし人間関係について考えがちである。
私とて、ずっと一人ぼっちが良いわけではない。一人よりは誰かと一緒にいるほうが良いと思うときもあるけれども、連日のごとく人に会うのは気が滅入る。
仕事中もパソコンに向かって記事を書くばかりだから、職場でもほとんど人と話すことはない。むしろ仕事中はイヤホンで耳を塞いでいるくらいだし。
とは言え流石に人との交流を欲するときもある。だから読書会を開催している節もある。
これも週に1度程度だからちょうどいい。自分ひとりで場を回す気苦労はなくはないけれども、それぐらいの交流は心地よい。
結局のところ、自分にとって居心地の良い場所にいることが幸せなのよね。
たとえ周りにすごい人がいたとしても、居心地が悪いなら、私は一人でいる方を選ぶ。今までもそうやって生きてきたんだし。
結論、本の世界は私にとって居心地の良いところなのよね。もちろん、誰にとってもそうだけれども。それではまた次回!
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