川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家

川口市出身の川口と申します。 大学卒業後リサイクル工場に従事。転職を繰り返し、2023…

川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家

川口市出身の川口と申します。 大学卒業後リサイクル工場に従事。転職を繰り返し、2023年2月からWebライターへ転身。 神保町にて読書会『東京読書倶楽部』を主催。本を読まないと上手く時間を使えないタイプ。 「誰かの心に言葉を届ける人」になるためにnoteを毎日更新しております。

マガジン

記事一覧

読書記録「ふわふわの泉」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、野尻抱介さんの「ふわふわの泉」早川書房 (2012) です! ・あらすじ 高校2年生 花の女子高生である浅倉泉のモッ…

読書のために遠出したい

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! しばらく連休の週末が続いたせいか、久々の週5日勤務が長く感じる今日この頃。 8月に京都へ一人旅したばかりだが、またどこか遠…

9月28日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 2024年9月28日(土)の夜に開催した、東京読書倶楽部の読書会の報告です! この日は新規の方が4名、リピーターが6名の合計11名でお…

後の役に立つ悩み

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今日は9月30日。明日からは10月で、早いもので今年も残り四半期である。 気が早いかもしれないが、はてさて、今年は有意義な1年…

読書記録「小川未明 童話集」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、「小川未明 童話集」新潮社 (1951) です! ・あらすじ 東京読書倶楽部の読書会にて紹介を受けて以来、いつか読…

恋愛と婚活。傲慢と善良。

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 昨日の仕事終わり。先週「インサイド・ヘッド2」を観てきた余韻のせいか、またしても急に映画が観たくなる。 映画化が決定した当…

「戸棚に座って人生を送っても、何も変わらないだろ? 最高の親友がそう教えてくれたんだ」映画 "トイ・ストーリー4"(2019)より

AIはライターの仕事を奪うか?

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 先日、冬木糸一さんの「SF超入門」ダイヤモンド社を紐解いたのを皮切りに、SF作品やAI関連の本が目に止まりがちな今日このごろ。 …

読書記録「星の王子さま」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、サン=テグジュペリ 河野万里子訳「星の王子さま」新潮社 (2006) です! ・あらすじ 僕が「星の王子さま」に出会…

9月21日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 2024年9月21日の午後に開催した「東京読書倶楽部」読書会の報告です! この日は新規の方が6名、リピーターが1名の合計8名で散策…

三連休最終日 渋谷「スタンドうみねこ SiB100」にて、本を片手にクラフトビールを堪能する。京都の店舗で飲んだ「新世界ニューロマンサー」が忘れがたく、久々(1ヶ月振り)の再会。
サン=テグジュペリの「星の王子さま」のように、大切なことは目に見えないのよね(酔っぱらいの独り言)。

人は雑多な色で出来ている

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 三連休中日。待ちわびていた連休も、過ぎてしまえばあっという間なのよね。 本当は軽めの登山がてら、高尾山にでも行こうと考え…

おでんと読書

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 9月も後半。まだまだ熱い日もあるが、徐々に涼しい気候になってきている。 今日のお昼、うどん屋に寄ったらサイドメニューにおで…

読書記録「瑠璃の宝石⑤」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、渋谷圭一郎さんの「瑠璃の宝石」第5巻 KADOKAWA (2024) です! ・あらすじ 個人的にお気に入りのシリーズの最…

読書記録「魔性の子」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、小野不由美さんの「魔性の子」新潮社 (1991) です! ・あらすじ 雪が降っている日だった。祖母の躾けで中庭に締…

読書中はディズニーのBGMで

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 私事ではありますが、昨日(9月17日)、実に数年ぶりに東京ディズニーシーを訪れてきました! 前に訪れたのは、”プレミアムアク…

読書記録「ふわふわの泉」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、野尻抱介さんの「ふわふわの泉」早川書房 (2012) です! ・あらすじ 高校2年生 花の女子高生である浅倉泉のモットーは「努力しないで生きること」である。 かつて見た絵本のように、気球でふわふわ漂うな、全てが最小エネルギー状態に落ち着いた生活に憧れていた。 浜松西高校の化学部部長である泉は、目下文化祭の出し物の準備中である。部長と言っても、西高化学部は他の部員は保科昶と、2人だけの部活である。 当初は「フラー

読書のために遠出したい

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! しばらく連休の週末が続いたせいか、久々の週5日勤務が長く感じる今日この頃。 8月に京都へ一人旅したばかりだが、またどこか遠くへ行きたい気分である。 できれば温泉地が良い。去年訪れた箱根湯本も良いが、鬼怒川とか草津あたりも行ってみたいものである。 それで、旅館で読書三昧。いや、読書三昧できるほど集中力が持たないけれどもね。 それはさておき、旅行に行けないにしても、移動中は絶好の読書時間。何だかんだ、電車や新幹線は読書しやすい環境

9月28日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 2024年9月28日(土)の夜に開催した、東京読書倶楽部の読書会の報告です! この日は新規の方が4名、リピーターが6名の合計11名でお酒を飲みながら読書会、その名もBOOK & BOOZE!  読書会自体が初めての方からは、本好きだけが集まる空間がこんなにもアットホームになるのだと、とても楽しかったと語って頂きました。 紹介して頂いた本さだまさし「解夏」幻冬舎 夏秋冬春、季節を巡る4つの短編集。長崎などの地方で生きる人々の葛藤

後の役に立つ悩み

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今日は9月30日。明日からは10月で、早いもので今年も残り四半期である。 気が早いかもしれないが、はてさて、今年は有意義な1年を送っているだろうか。 振り返ってみると、年始に立てた10の目標は、4つは達成している。 「京都一人旅(2泊以上)」「フォトブックを作る(個人用)」「月1で美術館・博物館に行く」「海に行く」は達成している。 大事なことは、ひとまずは「できたこと」に○を付けることさ。 とは言うものの、月日が経つのはあっ

読書記録「小川未明 童話集」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、「小川未明 童話集」新潮社 (1951) です! ・あらすじ 東京読書倶楽部の読書会にて紹介を受けて以来、いつか読んでみようと思っていた作品。 先週、たまたま神保町は(元)鶴屋洋服店の店先に並んでいたのを発見し、ようやく紐解いた次第。 個人的に、小川未明の童話集を読んで良いなと思った点は、「そんなもの」にも感情移入するのかということ。 例えば『飴チョコの天使』では、お菓子自体は欲しいけれども、包装紙は雑に捨て

恋愛と婚活。傲慢と善良。

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 昨日の仕事終わり。先週「インサイド・ヘッド2」を観てきた余韻のせいか、またしても急に映画が観たくなる。 映画化が決定した当時、どんな展開になるか話題になっていた、辻村深月さん原作の「傲慢と善良」を観てきた次第。 原作でも感じた、「胸を抉る言葉」の数々にハッとされる。 前橋の結婚相談所 小野里さん(前田美波里)のセリフは、自分の至らなさを思い知るし、架の友人 桜庭みなみ(美奈子)の「とにかく嫌な奴」感は半端なかった。 冒頭、架(

「戸棚に座って人生を送っても、何も変わらないだろ? 最高の親友がそう教えてくれたんだ」映画 "トイ・ストーリー4"(2019)より

AIはライターの仕事を奪うか?

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 先日、冬木糸一さんの「SF超入門」ダイヤモンド社を紐解いたのを皮切りに、SF作品やAI関連の本が目に止まりがちな今日このごろ。 Webライターとして仕事をしている手前、ライバル企業の記事の他、文章生成AIなどとも時には戦いを強いられる。 実際に、最近のGoogleさんは、AIによって複数の記事をピックアップし、「AI による概要」として強調スニペットよりも先に表示している。 さらに、ChatGPTよりも優れた文章を書かねばならな

読書記録「星の王子さま」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、サン=テグジュペリ 河野万里子訳「星の王子さま」新潮社 (2006) です! ・あらすじ 僕が「星の王子さま」に出会ったのは、操縦していた飛行機がサハラ砂漠に不時着した時のことである。 この広大な砂漠で、僕は飛行機の修理をしなければならなかった。食糧や水はもって1週間。生きるか死ぬかの問題だった。 その時、突如として男の子から声を掛けられる。こんな人が住む場所から数千マイルも離れた場所で、「ヒツジの絵を描いてほし

9月21日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 2024年9月21日の午後に開催した「東京読書倶楽部」読書会の報告です! この日は新規の方が6名、リピーターが1名の合計8名で散策×読書会。夏の間は中止にしてたため、約3ヶ月ぶりの神保町散策である。 珍しく新規の方が多く、グローバルな話題が多かった印象。自分が知らない世界に触れることは、読書(会)の醍醐味なり。 紹介して頂いた本百田尚樹「『黄金のバンタム』を破った男」PHP ボクシングで日本人初の二階級制覇を果たした男 ファイ

三連休最終日 渋谷「スタンドうみねこ SiB100」にて、本を片手にクラフトビールを堪能する。京都の店舗で飲んだ「新世界ニューロマンサー」が忘れがたく、久々(1ヶ月振り)の再会。 サン=テグジュペリの「星の王子さま」のように、大切なことは目に見えないのよね(酔っぱらいの独り言)。

人は雑多な色で出来ている

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 三連休中日。待ちわびていた連休も、過ぎてしまえばあっという間なのよね。 本当は軽めの登山がてら、高尾山にでも行こうと考えていたけれども、どうも悪天候が続いているためやめておく。 そんな訳で、すでに暇をもて余した連休。映画でも観に行こうと思い至り、少し遅れてディズニーの「インサイド・ヘッド2」を観に行ってきた次第。 前作の「インサイド・ヘッド」でもギャン泣きしたが、例によって、本作でもしっかり考えさせられ、そして涙する。 あらす

おでんと読書

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 9月も後半。まだまだ熱い日もあるが、徐々に涼しい気候になってきている。 今日のお昼、うどん屋に寄ったらサイドメニューにおでんが出ていた。 もしかしたら通年出ていたかもしれないが、確かに涼しくなってきたし、そろそろおでんが恋しくなる季節。 今夜は食材を買い込み、おでんを作ることに決めた次第。 おでんにはビールや日本酒もいいけれども、やはり焼酎が一番である。 赤羽で飲み歩いていた時期に覚えた、焼酎の出汁割りがまぁ美味いこと。

読書記録「瑠璃の宝石⑤」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、渋谷圭一郎さんの「瑠璃の宝石」第5巻 KADOKAWA (2024) です! ・あらすじ 個人的にお気に入りのシリーズの最新刊。学生時代から根強く残る地学への好奇心を揺さぶられる、好きな漫画である。 最初は宝石目当てに始まった瑠璃だったが、地学を研究する大学生 荒砥と出会い、徐々に地学の世界に引き込まれていく。 同級生で地学の研究者を目指す瀬戸さんや、5巻目にして新たな仲間 笠丸さんとともに、かつて地学部が見た

読書記録「魔性の子」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、小野不由美さんの「魔性の子」新潮社 (1991) です! ・あらすじ 雪が降っている日だった。祖母の躾けで中庭に締め出されてから、一時間は過ぎていた。 祖母は「洗面所の水滴を拭かなかった」と言って私を叱った。犯人は私ではないが、祖母から「嘘をつくな」とも言われているため、黙るしかなかった。 ふと顔を上げると、倉と土塀の狭い隙間から、白い二の腕のようなものが手招きしているのが見えた。 呼ばれるがままに足を踏み出す

読書中はディズニーのBGMで

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 私事ではありますが、昨日(9月17日)、実に数年ぶりに東京ディズニーシーを訪れてきました! 前に訪れたのは、”プレミアムアクセス”がないときだったので、約3年ぶりである。 たったの3年と語る人もいるかもしれませんが、ディズニー好きにとって3年は長いものです(じゃあ行けよって話ではあるが)。 月曜日は若干の曇り空、今日は雷雨になるほどの悪天候。タイミングが良すぎるくらい、良い天気であった。 また、今年の6月6日にオープンしたばか