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オーロラを見たくて2回目のフィンランド旅行 - ロヴァニエミ

フィンランド旅行記の続きです。
ロヴァニエミ到着まではこちら↓

ロヴァニエミ観光とオーロラ

まずは当日の夜に行く予定のオーロラ観測スポットの下見。
アルクティクム博物館の裏手にある アークティック・ガーデン(Arctic Garden)

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大きな川があるので明かりが少ないのですね。
けっこう近かったのと、迷うことなく目的の場所まで行けたので、早々に切り上げてきました。

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そしてバスに乗ってサンタクロース村(Santa Claus Village)へ。

バスに乗っている間も、太陽が横からさしてきます。
これでも12時過ぎの風景です。
1日中こんな感じで、3時くらいには夕焼け空になるので、すごく時間が短く感じます。

サンタクロース村についてバスを降りると、さすがに寒いですね……ここは北極圏の境目でもあります。

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北緯66度33分より北側が北極圏。このサンタクロース村は、ちょうど圏内と外に行き来できるポイントなのです。
この写真撮っている人も、ちょうど真ん中に立っているところですね。
陸続きの国の国境でよく見る光景と同じです。

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iPhoneのコンパスで北極圏に入るところ……を記録しようと思ったけど、なんかうまくいかないですね。
コンパスが悪いのか、少し地軸がずれてきているのか。
iPhone見ながら徘徊していると怪しまれるので、適当なところで妥協しました

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寒いのでのらなかったけど、唯一のアトラクションともいえそうなトナカイのソリもありました。

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せっかくだからトナカイのお肉も食べてみようか? と思ったのですが、レストランは営業していませんでした。
こういう観光地でも、それほど人は多くないので、土日は休んでいるところが多かったです。
インフォメーションで「ランチ食べられるところは?」と聞いて4箇所。
2つはカフェなのでバーガーくらいしか無い。(トナカイ肉のバーガーがあったのかも?)
サーモンのお店があるので入ることにしました。

メニューというか料理は1択です。
直火サーモングリルのみ。あとはホットチョコとかの飲み物とデザートっぽいもの。
そして、25分くらいかかると。
でも、この光景を目にすると、食べたくなりますよね。

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既に3組のサーモンをグリル中で、その次の順番だったのです。
塩こしょうして炙っただけのサーモンですがおいしかったです。
ボリュームも、ふだん食べるシャケの塩焼きの4倍はあったか。

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有料でサンタさんと話もできるそうですが、まぁそういうのはいいかなと、やめておきました。
数件お店もあるものの、それほど時間かけるほどのものがあるわけでもなく、北極圏内にきたよという場所ですね。

そして夜はオーロラ観測。
9時過ぎに部屋を出て、てくてく歩いて観察スポットのアークティック・ガーデン(Arctic Garden) に。

既にたくさんの足跡が雪の上にあるので、けっこう人が行き来しているんでしょう。
数組の観光客が何か話しながら待っています。
星は見えているから雲はないんだろうけど見えないですね。
これはオーロラ? と思うのは、靄に地上のライトが反射しているものですね。
一緒にいた、おそらくスペインの人に聞かれたけど、よくわからないけどこれは違うと返しといた。

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1時間ほどオーロラ出現を待っていましたが、そろそろ体が芯から冷え始めた。
じっとしていられなくなって、そのあたりを歩き回ったり、石のベンチをステップリーボックのように上り下りしたり……全然体は暖まらない。
その後15分ほどして星も見えなくなってきた。
水分がどんどん上がっていっているんだろう。
明日に期待して、この日はこれで終了……
翌日の添乗員さんに聞いたところ、12半頃には少し見えたと言ってました。

ユニクロの防風エクストラウォームイージーパンツも、直履きだと45分くらいが限度かも。
iPhoneの予報では-14℃……氷点下一桁台までが限界なのかなぁ。

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トレッキングでもしているにならいいかもしれないけど、じっと待っていると体が冷えていくのは防げなさそう。
明日はさらに北上するけど大丈夫なんだろうか?
ヒートテックタイツも履いた方がいいか?

moimoi号でオーロラ観測ツアー

オーロラ観測スポットに連れて行ってくれるmoimoi号。
平日しか運行していないので、今回の日程では3日目しか利用できない。
天気予報は晴れ。あとは運次第。
moimoi号は、8時15分待ち合わせなので、それまでは市内観光。

ロヴァニエミの街は戦争でほとんどが被害を受けて、その後に再建された。
その時の建設を主導したのが、アルヴァ・アアルト
市立図書館もアアルトの設計なのですが、中にも入れたのでぐるっと回ってきました。
こんなところでゆっくりできるのは良いですね。(もう少しいいカットがあるのですが、人がはっきり写ってしまっているので、この中途半端な写真でガマン)

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フィンランドのマクドナルド……と言われているHESBURGER。
今回もお昼ご飯に利用しました。
マックより好きな味かなぁ。パテもお肉感があります。

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そして、moimoi号に乗ってオーロラ観測ポイントへいきます。
ロヴァニエミ から北西の方角に移動したと思いますが、湖畔のロッジです。
湖の南側から北の空を見ることができるので、本当に真っ暗です。

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湖自体も凍り付いているくらいなので、そこでじっと待っていなくてもOK。
ロッジの中で温かい飲み物やお菓子、それと一人一本ソーセージをいただけました。薪の火で炙りながら良い頃合いで食べることができます。

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というか、ホストの方が裏返すタイミングなど細かく指示してくれるので、言われるがままに回していれば良いだけでした。

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肝心のオーロラですが、残念ながら見えませんでした。天気予報も外れたなぁと添乗員さんも言ってたので、予報通りならすこしは見えたのかもしれません。
タイムリミットの23:30になり帰ることに。
いろんな話も聞けたので、まぁ、これはこれで楽しめたかな。
集合場所のホテルについて、またそこからテクテクと歩いて帰る。
12時過ぎているので、人はいないですね。たまに車が通り過ぎるくらい。

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初めてのAirbnbも問題なく利用できたし、-17℃の世界がどんなものかも体感できた。
そして、ふだん東京の生活で使っている冬の衣類は、ここの生活では限界を越えるのもよくわかった。寒冷地仕様の服装が必要ですね。

人生のタスクのひとつである「オーロラを見る」。
クリアできなかったので、またいつかチャレンジするか?
でも、歳を重ねていくにつれ、この寒さはきついだろうなぁ。
それか、カナダのイエローナイフあたりで、オーロラのみを目的に行くか。
まぁ、しばらくはいいですね。

そして、翌朝はヘルシンキに移動です。

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フィンランド旅行の記事は4回に分けて書いています
1.オーロラを見たくて2回目のフィンランド旅行 - 到着まで
2.オーロラを見たくて2回目のフィンランド旅行 - ロヴァニエミ(この記事)
3.オーロラを見たくて2回目のフィンランド旅行 - ヘルシンキ
4.オーロラを見たくて2回目のフィンランド旅行 - おまけ

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