スマホ決済で増税対策
消費税増税でキャッシュレスならポイント還元
国が推進していかなきゃならない、スマホ決済もそのひとつ。
でも、スマホ決済は、思いつくものを数えても十数個ありますね。
そんなにあると「何をいつ使えばいい?」という状態になります。
秋には(おそらく増税に合わせてくる?)日本の銀行をまとめた、Bank Payもサービス開始予定。
銀行は独自のスマホ決済をリリースしているところもあり、さらにややこしいですね。
7Payはサービス開始まもなく不正利用発生
7月から7payがサービス提供を開始したものの、会員登録ができなかったり、さらに、悪いことに不正使用が発生し、いまはほとんどの機能を停止している状態。
こういうのがあると、なおさらやめておこうという気持ちになりますね。
Pay疲れという言葉も見かけます
最近「Pay疲れ」という言葉が出てきたのですが、いくつかスマホ決済などを利用しているけど、毎回どれを使えばトクか? を考えて、疲れてしまうという状態ですね。「Pay疲れ」になる以前に、混乱や不安で導入できない人も多いのでは?
しかし、10月には消費税が8%から10%に引き上げられる予定です。
そして、2020年7月までの期間限定ではありますが、キャッシュレス決済の場合は、その決済額の5%ポイント還元を受けられます。
ただし、5%還元は中小規模の店舗での決済に限定し、コンビニなどのフランチャイズ店舗は、増税分の2%が還元されます。
このサイトにもいろんなパターンが記載されていますが、今回の増税では食料品などは税率が据え置きの8%のままです。
例えば吉野家だと、牛丼を店内で食べると外食なので消費税は10%ですが、テイクアウトすると据え置き税率の8%です。
財布ピンチ! な時は、テイクアウトにして、他の場所で食べるのもいいかも。
キャッシュレス決済の概要は↓のリンク先PDFをご覧ください。
政府が作っているものなので、やはり難しいです(^_^;)
キャッシュレスは避けて通れない?
こんな状況なので、やはり秋までにはスマホ決済などを使えるようになっていると便利です。それ以上に節約(増税対策)になりますね。
まぁ、この消費税増税の還元は、クレジットカードや電子マネー(Suicaなど)も含まれるので、無理にスマホ決済を使わなくても大丈夫ではあります。
ただし、個人経営での小規模なお店など、電子マネーやクレジットカードは参入障壁が高いですね。
専用の機器などを設置する必要があるし、クレジットカードなどは、手数料も取られちゃうし。
スマホ決済は、まだ事業者も手数料は無料で拡大している時期だし、専用の機器は不要で、QRコードを読み取って貰えばいいだけ。
客離れを避けるために、スマホ決済だけでも導入しようというお店はあるかと思います。
これは、ものを提供する側も、スマホ決済を導入するかしないかで、売り上げが変わってしまうでしょうね。
「現金のみ」ということは、消費者側では「高いお店」となってしまいます。
そして、消費税増税によるキャッシュレス決済のポイント還元は期間限定です。
最終的には2%生活費が追加で必要になるわけです。
ポイント還元がある間は、しっかりその恩恵を利用する。
期間が終了するまでに、自分なりにスマホ決済を取り入れて、増税分はスマホ決済のポイントを得て節約する生活サイクルを見つける。
これが自分でできる増税対策なのかなぁ? とも感じます。
自分の行動にあったスマホ決済を選びましょう
Pay疲れせずにスマホ決済を使うには、まず自分自身の行動範囲を再確認しましょう。
どういう場所でよくお金を使っているか? です。
よく使うコンビニやスーパーなどで、どのスマホ決済が使えるか?
そのあたりを確認してみましょう。
とりあえず、そのスマホ決済サービスを利用してみて、慣れるところから始めればいいですね。
使っていくうちに仕組みもわかってくるので、他のサービスを増やしていけばいいかもしれません。
ただ、闇雲にサービスを利用しても、ポイントが散らばるだけなので、自分がメインで使うスマホ決済を決めた方がいいです。
そして、ポイントを一箇所にまとめて、還元されたポイントをまた利用する。
この循環ができれば自然に節約になっていきます。
スマホ決済も優遇条件が異なります
スマホ決済には、そのグループ企業内での連携が有利になっています。
例えば、PayPayは、Yahoo!とソフトバンクが作ったサービスです。
Yahoo!カードやウォレットでチャージしたり、ソフトバンクやY!モバイル利用者は、還元率を高く設定されています。
でも、楽天カードしか持っていなくて、ドコモの利用者です……という人がPayPayを使っても、0.5%還元しかないです。
セブン銀行などのATMで現金チャージすれば、10%還元にはなりますが、
現金チャージだと、スマホ決済の還元のみになってしまいます。
クレジットカード決済だと、そのカードのポイントも貯まるので、ポイントの2重どりが可能です。
こういう話になってくると「ややこしい」と思われちゃいますね。
その場合は、とりあえず銀行ATMでの現金チャージや、コンビニのレジでチャージするところから始めましょう。
クレジットカードや銀行口座を連携すると、7Payの不正アクセスなんかと同じことが起こると、被害も大きくなってしまいます。
現金チャージだけなら、最悪その金額までが被害額ということですね。
話がそれましたが、
最近のコンビニやスーパーなどは、スマホ決済も広がってきているので、
・還元率が高くなる条件に合っている
・チャージしやすい
・還元されたポイントを循環して利用できる
これくらいをチェックポイントにして、あとはアプリの使いやすさなど、好みで決めればいいかもしれません。
とりあえず、消費税の還元だけ受けられればいい……と割り切るなら、気にしなくてもいいですが、場合によっては消費税10%が丸々還元されるケースも考えられます。
やはり、同じ還元を受けるなら多い方がいいですからね。
メジャーな電子マネーやスマホ決済(QRコード決済)は、ポイント還元の対象になっているので、その辺りはあまり気にしなくていいかもしれません。
自分のルールを決めてスマホ決済を使い分け
私は以下の4つを状況により使い分けています。
LINE Pay
キャンペーン中は優先して利用します。Payトク祭! だと15%還元です。
さらにLINEポイントも貯まります。(マイカラーで還元率は変わる)
コンビニなどで使える割引クーポンもよく出てくるので、その時はさっさと使いますね。
楽天Pay
・200円以上の支払い
・LINE Payがキャンペーンしていない
この条件の時に使います。
現在、楽天カードを連動させると、常時5%のポイント還元です。
楽天Payは、複数の楽天ポイントを合算して5%を実現しているので、それを網羅するためには200円以上の支払いが必要です。
貯まった楽天スーパーポイントは、楽天でんきや楽天モバイルの支払いに使います。
楽天サービスを複数使ってポイントを貯める「楽天経済圏」。
マガジン「お金の管理や節約術 少し公開します」にもいくつか記事を書いています。
Suica
上記以外の時は、なんだかんだで一番使いやすい、タッチするだけでいい……という理由で使っています。
でも、ポイント還元という部分では、チャージするクレジットカードのポイントのみなので、還元率は1%です。
メルペイ
メルカリの売り上げを少し残しておきました。
これもキャンペーンやクーポン利用時のみ使う予定です。
メルペイはQRコード決済もありますが、電子マネーのiDも使えます。
これは機械に”ピッ”っとタッチして、iPhoneを認証(Face IDやTouch ID)するだけなので、支払いが楽ですね。
また、iPhoneのウォレットにメルペイのiDを登録していれば、モバイルsuicaのチャージにも使えます。
チャージは500円から可能。端数は指定できなくて、
500円の後は、1,000円から1,000円刻みで10,000円まで。
PayPayは先の説明時にも例を出したように、高還元を狙えない条件なので、残高も数十円残っているだけだし使わないサービスになりました。
使えるところも多いし、キャンペーンもどんどんやっていますが、
そのためにクレジットカード作ったり、わざわざATMで現金チャージしたりするのも手間ですからね。
こんな感じで、自分なりのルールの元で使い分ければ、それほど悩むこともなくなるのかな。
少し取りこぼしするポイントはあるかもしれませんが、Pay疲れを起こすよりはいいかなと思っています。
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