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みんなやってるよってお話

おはこんにちは!カワウソです!
職場が変わり、電車通勤が始まりました。スマホ依存だったのですが、この時間は貴重なデジタルデトックスの機会となっています。同時に、読書を習慣づけることで、毎日をより充実したものにできています。今回は、その読書時間で出会った本からの気づきを紹介します。

本のタイトルは『妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイディアの作り方』です。

とある友人との出会い

昨年、アカデミアとビジネス両分野で優れた業績を持つ友人と出会いました。

彼からは非常に多くのことを学ぶことができ、とてもいい刺激を受けました。しかし彼は頭が良すぎました。IQが20違うと話が通じないという話はよく聞く話だと思いますが、彼のIQは非常に高く何を言っているのか分からないこともしばしばありました。

彼と一緒に事業を起こそうとした短い期間はとてもエキサイティングだったのですが、一方で話が通じないストレスも大きかったです。(彼自身もカワウソに話が通じないストレスが大きかったと思いますが・・・)

通勤の読書時間で出会った『妄想する頭 思考する手』に書かれている内容はまさに彼が常々言っていたことと一致していました。

妄想する頭 思考する手

著者の暦本氏は「スマートスキン」の開発者です。誰もが日常的に利用しているスマホ画面上の写真を、2本の指でピンチして拡大する技術が、この「スマートスキン」です。スマートスキンが誕生したのはスマートフォンが生まれるよりも前の話であり、当時からしたらまさに想像を超えるアイディアだったと思います。

スマートスキンのような想像を超えるアイディアは妄想から生まれると筆者は述べています。そして妄想は非現実的であるほど面白い、現実的な妄想であれば現在の既知のものを組み合わせるだけで簡単に実現が可能だからです。

しかし妄想は非現実的なものだから、実現は難しい。なので速やかに妄想したものを小さく作ってみる。そして何が障壁となるのかを手を動かして考えてみる。必要に応じて改善をする。このプロセスを繰り返していくことで、新しい発見があり、最終的には大きく方向転換をすることとなる場合がある。これが想像を超えるアイディアを産むのに必要なことであると述べています。

特別なノウハウなんてない

この「妄想する頭 思考する手」Amazonなどのネットレビューを見ると非常にいい評価を受けていますし、実際にカワウソもいい本だと思いました。

でも、特殊なことが書かれている訳ではないですよね。

内容を要約すると、優れたアイディアを生み出すためには高速でPDCAサイクルを回して初期のアイディアに囚われずにどんどん進めることが重要であると述べています。

結局のところ、成功するための特別なノウハウなんて何もない、ただ「当たり前のことを当たり前にやる」、という基本に立ち返ることが一番なのだと思いました。

みんなやっているよ

アカデミアとビジネスで大成功を修めた友人はよく「みんなやってるよ」と言っていました。

彼の言う「みんなやってるよ」は、凡人のカワウソからしたら当てはまらないことの方が多かったのですが、彼の過ごしてきた環境にとっては当然のことなのだと思います。

それぞれの身を置く環境によって「当たり前」が作られて、その環境の中での「当たり前」なことをすることでうまくいくのだと思います。

彼のステージまで辿り着くには難しいですが、少しでも近づきたいと思っています。そのためには「当たり前」を変えていくしかないのでしょう。

つまり自分が理想と思える環境に身を置くことが大切になります。カワウソは医療+αの何かをしていきたいので、そんな環境に身を置けるようにもっと出会いを大切にしてコミュニティを広げていく必要があるんだろうなとしみじみと感じました。


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